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Fintech開発エンジニアなるには?転職で失敗しないスキル・やるべきことを解説

こんな方におすすめ

  • Fintech業界が注目されている理由がわからない
  • 金融の知識がなく転職できるか不安
  • Fintech開発エンジニアの将来性が知りたい

たしかにFintech(フィンテック)業界へ転職している優秀なエンジニアが多く気になりますよね。

もしかしたら、すでにFintech業界の求人をみて「自分にはハードルが高い」と感じたことがあるかもしれません。

Fintech開発エンジニアは、たしかに高いスキルが求められます。

ですが「仕事内容や業界の特徴」を理解すればFintech開発で未経験からでも活躍ができますよ。

なべけん
Web3キャリアコンサルタントなべけんが、Fintech開発エンジニアになるポイントを解説します。

この記事で分かること

  • 未経験であっても就職できるチャンスがある
  • 需要があり年収アップ・市場価値アップが目指せる
  • ブロックチェーン業界のリサーチがおすすめ

Fintech(フィンテック)開発に携わるメリットとは

フィンテック開発おすすめ理由

  • 未経験でも転職できるチャンスがある
  • 最先端のIT技術にかかわれる
  • 社会に大きなインパクトが与えられる
  • チャレンジ精神ある企業ではたらける
  • 需要があり高年収が目指せる

未経験でも転職できるチャンスがある

Fintech業界は最先端の技術で、開発に携わっている人がまだ少ないです。

そのため、Fintech開発の経験がない人であっても、採用募集していることが多いですよ。

数年経つと、経験者が増えてしまい「実務経験あり」の人材募集しかおこなわれなくなってしまいます。

Fintechのような新しい情報を早くキャッチアップすることで、未経験分野で活躍するチャンスがありますね。

最先端のIT技術にかかわれる

Fintechは、金融(Finance)とテクノロジー(Technology)の組み合わせです。

具体例としてはキャッシュレス決済などが挙げられますが、これらが普及し始めたのはここ数年ですよね。

このような最新のテクノロジーにかかわることができることも魅力です。

最先端テクノロジーを仕事にすることで、さらに新しいテクノロジーの情報収集にも近くなりますよ。

実際に、アメリカではGoogleやAmazonで活躍している人がブロックチェーン業界へ転職し始めていますよ。

すると、最先端テクノロジーのプロに早くなれるため、収入もスキルも安定した人材になれますね。

社会に大きなインパクトが与えられる

紹介したような「キャッシュレス決済」は、「現金を持たない」という大きなインパクト与えています。

暗号通貨が普及すると、「ドルと円の換金がなくなる」ということも考えられますよね。

このように、社会を大きく変えるテクノロジーであることは間違いありません。

Fintech開発に携わるということで、世の中のDX(デジタルトランスフォメーション)にかかわると言っても過言ではありませんね。

チャレンジ精神ある企業ではたらける

Fintechサービスは、新規事業であることが多いです。

そのため、スタートアップやベンチャー企業が参入していることが多く、チャレンジ精神ある企業ではたらける可能性が高いです。

チャレンジ精神ある企業だと、若手や未経験であっても裁量があるため、新しい経験をすることができます。

すると市場価値を高められますね。

需要があり高年収が目指せる

大前提として、Fintechは「金融」と「テクノロジー」のため市場規模がとても大きいです。

このような業界なので、平均的な年収が高く設定されています。

市場規模が大きいだけでなく、最先端テクノロジーで人材が少ないため需要が非常に高いのです。

そのため、他のどの業界に比べても年収が高く設定されていますよ。

Fintech業界で活躍しているエンジニア

では、実際にFintech開発はどのような仕事があるのでしょうか。

ここでは、5つの開発エンジニアについて紹介します。

フィンテックエンジニアの内容

  • データサイエンティスト
  • フルスタックエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • ブロックチェーンエンジニア
  • プロジェクトマネージャー

データサイエンティスト

Fintech業界は、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを活用して、早いスピードでサービス改善することがもとめられます。

そのため、膨大なデータの解析をおこなうデータサイエンティストが欠かせません。

主な仕事にはこのようなことが挙げられますよ。

  • 分析環境の構築・運用
  • 分析
  • レポート作成

Fintech業界でのビッグデータ活用事例にはこのようなものがあります。

  • 資金調達の与信審査
  • 購買データの分析
  • 投資アドバイスの最適化 など

フルスタックエンジニア

スタートアップやベンチャー企業では、裁量が大きいですよね。

そのため、ひとつの分野に特化しているのではなく、システム開発や運用など複数スキルのあるフルスタックエンジニアがもとめられています。

セキュリティエンジニア

Fintech業界は金融サービスなので、セキュリティ事故は絶対に起きてはなりません。

サービスを安定供給するために、セキュリティエンジニアの存在も欠かせませんね。

サーバーの構築や運用・保守、セキュリティ施策の企画提案が主な仕事です。

セキュリティエンジニアは、Fintech業界だけでなく幅広く活躍できるため、他の業界でも経験している人は転職しやすいですよ。

ブロックチェーンエンジニア

Fintech業界の中でも、自社サーバーではなくブロックチェーン上のデータ活用、アプリ開発をおこなう企業も増えてきています。

このようにブロックチェーン上の開発ができるブロックチェーンエンジニアも需要が高まっています。

プロジェクトマネージャー

Fintech業界に限らず、プロジェクトを遂行するためにはプロジェクトマネージャーの存在が欠かせません。

開発の要件やリソースマネジメント、納期の管理、予算管理などはプロジェクトを運営するときに必要ですよね。

プロジェクトマネージャーも業界経験を問わない求人があるため、経験者はFintech業界でも活躍しやすいポジションだと言えます。

Fintech業界の事業内容

フィンテック事業

  • クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング
  • オンライン決済
  • 送金サービス
  • 資産運用サービス
  • 会計・資産管理サービス
  • 暗号通貨(仮想通貨)・ブロックチェーン

クラウドファンディング

プラットフォームを通じて、融資を募るクラウドファンディングはFintech領域のサービスです。

クラウドファンディングは、個人や企業から出資を受けてリターンを提供している事業です。

新規事業や商品・サービスの開発に利用されています。

ソーシャルレンディング

お金を借りたい人と貸したい人とつなぐ融資サービスがソーシャルレンディングです。

融資型のクラウドファンディングとも言われていますよ。

今までは融資というと、銀行や消費者金融で受けることが一般的でした。

ですがソーシャルレンディングなら、企業や個人をつなぐことで低金利で利用することができますよ。

直接的に知り合いではなくても、全国の人から融資を受けらるチャンスがあるサービスですね。

サービスごとに審査の基準があり、銀行や消費者金融に比べるとスピーディーなことも特徴的です。

キャッシュレス決済

QRコード決済やオンライン決済で使われている決済サービスがキャッシュレス決済です。

クレジットカードのようにサイン不要で利用できるため便利ですね。

送金サービス

銀行口座を介さずに24時間365日どこにいても、企業・個人で送金受け取りができるサービスもありますよね。

今までは銀行の営業日に限って、手数料を支払い送金する必要がありました。

ですが、手数料が発生しなかったり、銀行へ行く必要なく決済できるため、ユーザーの消費活動がしやすくなったとも考えられます。

資産運用サービス

今までの資産運用は、投資家が個人でおこなったり、金融機関で個別に相談を受ける方法がメインでした。

ですが、Fintechの活用でデータに基づきAIから投資アドバイスをもらい運用するサービスも出ています。

いわゆるロボアドバイザーですね。

投資資金や志向性に応じて資金配分のアドバイス、リバランスをしてくれるのです。

投資の知識がなくても金融投資がはじめられるので、投資意欲が高まっている今は注目sれている事業ですよ。

会計・資産管理サービス

個人や企業が資産管理・売上管理をするときに、今まではアナログな管理が必要でした。

家計簿アプリや確定申告サービスなどが使えるようになり、かんたんに会計管理ができるようになりました。

クレジットカードを登録すると、利用内容がアプリなどへ同期され二重メンテナンスが不要で使いやすいことが魅力的ですね。

暗号通貨(仮想通貨)・ブロックチェーン

アメリカでは特にGAFAが個人情報を持ちすぎていることに非難が集まっています。

この問題を解決するのが暗号通貨やブロックチェーンです。

ブロックチェーンを使えば、企業のサーバーにデータを格納する必要がないためセキュリティリスクが非常に低くなります。

また、ブロックチェーン上の決済や利用履歴はすべてオープンになっているため透明性があり信頼度が高いサービスが開発できます。

海外ではブロックチェーン業界が盛り上がり初めているため、今から情報収集しておくことがおすすめですよ。

Fintech開発職へ転職するためにすべきこと

では、Fintech開発に携わるためには何をすれば良いのでしょうか。

Fintech開発エンジニアに転職するためにすべきことを紹介しますね。

  • プログラミングスキル・知識をに見つける
  • 暗号通貨(仮想通貨)を購入する
  • Fintech転職に強いエージェント登録する

プログラミングスキル・知識を身に付ける

開発エンジニアとして活躍するなら、やはりプログラミングスキル・知識が必要になります。

紹介したFintech開発エンジニアの仕事内容だと、このようなスキル・知識がもとめられますよ。

  • プログラミングスキル
  • AI(人工知能)の知識
  • UI/UXの知識

プログラミングスキル

システム開発をするならプログラミングスキルは欠かせません。

実務が未経験であっても、独学やスクールで勉強をしておくことが必要です。

AI(人工知能)の知識

データサイエンティストではなくても、AIやビッグデータの知識は必要です。

開発をする上で、活用しやすいデータ構成をつくることはエンジニアとしては必要ですね。

UI/UX設計の知識

Fintech開発は社外サイトになるため、開発エンジニアとしてもUI/UX設計の知識が必要です。

サービスサイトやアプリが企業のイメージになるので、とても大切なポイントですね。

暗号通貨(仮想通貨)を購入する

Fintech業界はのちにブロックチェーンの活用が進んできます。

たとえば、クラウドファンディングはブロックチェーン技術を使ったNFTで実現できますし、送金はすでにできます。

そのため、今のうちから暗号通貨やブロックチェーンに触れておくことはFintechに興味ある人は必要です。

Fintechエンジニアに強い転職サイト登録する

Fintechエンジニアになるには、ビズリーチ登録がおすすめですよ。

ビズリーチなら登録期間の制限がないので、無料登録しておきましょう!

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Fintech業界の将来性・年収の実態

フィンテック将来性

  • 年収1,000円の求人あり
  • 金融×ITで市場規模が大きい
  • ブロックチェーン業界が競合になる

年収1,000円の求人あり

紹介したとおりFintech人材の需要が高く、年収1,000万円の求人もあります。

そのため、将来性は十分にありますよ。

金融×ITで市場規模が大きい

IT業界は業界規模が大きく、年収が高い傾向がありますよね。

また、金融業界も市場規模がとても大きいです。

そのため、Fintech業界は相乗効果で非常に市場規模が大きい特徴がありますよ。

ブロックチェーン業界が競合になる

Fintech業界の中でも、ブロックチェーン業界は特に注目されています。

紹介したとおり、クラウドファンディングや送金などすべてブロックチェーンで代替が可能です。

そのためFintech業界に興味ある人は、ブロックチェーン業界のリサーチしておくことがおすすめですよ。

まとめ

まとめ

  • 未経験であっても就職できるチャンスがある
  • 需要があり年収アップ・市場価値アップが目指せる
  • ブロックチェーン業界のリサーチがおすすめ
  • この記事を書いた人

なべけん

キャリアコンサルタント|新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。現在は独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる|保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19005362)

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