プログラミングが無理だった人の5つの共通点とは?60%の人間は素質がない実態

こんな方におすすめ

  • プログラミングに興味があるけど向いてるか不安
  • プログラミングが無理だった人が何につまづいたか気になる

たしかに、プログラム学習には時間とお金がかかりますし、失敗したくないと思いますよね。

中には、知人や友人でプログラミングに挫折した人がいて、同じ失敗をしないか悩んでいるかもしれません。

実は、プログラミングは向いていない・資質がない人が60%と言われています。

向き・不向きがあるので、まずはプログラミングに触れることがおすすめですよ。

そうすることで、失敗せずに自分のキャリアプランを考えることができます。

キャリアコンサルタントが解説します
なべけん
なべけん
なべけん

田邉健(なべけん)

新卒でスタッフサービスへ入社。ジョブコーディネーター・無期雇用派遣担当として1,231名の雇用創出。国家資格キャリアコンサルタント有資格者でキャリア支援実績112名。現在は、フリーのキャリアカウンセラー・Webマーケター。

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【プログラミング無理だった】適性ない・向いていない人の共通点

向いていない人の特徴

  • コミュニケーションが苦手な人
  • 論理的な思考が苦手な人
  • IT知識・流行に疎い人
  • 勉強が嫌いな人
  • 継続が苦手な人

コミュニケーションが苦手な人

プログラミングは人とのコミュニケーションが発生しないと思った人がいるのではないでしょうか。

たしかに、作業をするときにはひとりで黙々と取り組みますが、開発はチームでおこなわれることがほとんです。

そのため、コミュニケーションが苦手な人は、プログラミングが向いていないと言われています。

論理的な思考が苦手な人

プログラム開発するときには、条件を漏れなく重複なく考えるなど論理的な思考が必要です。

そのため、論理的に考えることが苦手な人もプログラミングで挫折してしまう人が多いですね。

ただし、論理的な思考ははじめからできる人はなかなかいません。

そのため、論理的に考えることに抵抗がない人であれば、スキルを伸ばすことができますよ。

IT知識・流行に疎い人

IT分野は情報の移り変わりが激しいため、情報をアップデートすることが求められます。

そのため、IT分野に対して興味を持てない人は、情報収集に苦労してしまうかもしれません。

収入面だけを理由に仕事を選んだり、憧れで仕事を選んだりすると、就職後に苦労してしまうため注意しましょう。

勉強が嫌いな人

仕事として使えるプログラミングを習得するためには、約1,000時間が必要と言われています。

そのため、長期間をコツコツと勉強することがニガテな人は、「思うように成果が出ない」と挫折してしまう可能性が高いです。

挫折をしないためには、サポートが受けられるプログラミングスクールなどで学習することがおすすめですね。

継続が苦手な人

約1,000時間を学習すればプログラミング学習が終わるということではなく、継続的に学習をして知識のアップデートをしなければなりません。

そのため、継続的に何かに取り組むことがニガテな人は「プログラミングは無理だった」と感じてしまう人が多いです。

ただし、最短でプログラミングを習得してエンジニア転職を実現すれば、実務を通じて学べますし、同僚から教わることもできます。

継続がニガテな人は、早期に転職をしてしまうことも選択肢のひとつですね。

【プログラミング無理だった】苦手な人の理由・原因

苦手と感じる理由

  • 学習時間が足りていない
  • プログラミングの全体像が把握できていない
  • コードを理解せず暗記しようとしている
  • 短期で成功しようとしている

学習時間が足りていない

プログラミングに限らず、学習して初期はわからないことが多く、向いてないのではと不安になりますよね。

しかし、この状態はそもそもの学習時間が足りていないことが多いです。

ある程度の期間を学習すれば、コツを掴むことができたり、できるようになることが増えたりしてモチベーションも上がりますよ。

まずは、3ヶ月ほどプログラミング学習を継続することがおすすめです。

プログラミングの全体像が把握できていない

プログラミングにはさまざまな構文があります。

それらがどのように役立つのかを把握していないと、技術を活かすことができず、なぜ学んでいるのか不安になってしまうのです。

そのため、学んだことがどのようなことに活かせるのか・何に使うのかなど目的を意識して学びましょう。

コードを理解せず暗記しようとしている

プログラミングを暗記で学ぼうとしている人も挫折してしまう可能性が高いです。

学生のテストであれば、暗記する必要がありますが、実務では参考書やネットの情報が見られなくなることはありません。

そのため、学んだことを調べたとしても適切に使いこなせるようになることがポイントです。

学んだことを全て暗記するのではなく、 学んだことを使いこなせるように練習することが必要ですね。

短期で成功しようとしている

プログラミングを学びたい人の中には、 短期間でプログラミングを学び転職したいと考えているかもしれません。

しかし、すでに説明したとおりプログラミングの習得には膨大な時間があります。

そのため3ヶ月などの短期で退職したいと考えている人は目標達成できずに左折をしてしまうかもしれません。

たしかに、3ヶ月でエンジニア転職ができるのであれば、年収で悩んでいる全ての人がプログラミング学習にチャレンジしていますよね。

しかし、実際は プログラミングを学んだ人全員が短期で転職を成功してるわけではありません。

短期で成功するのではなく長期間かけてコツコツとキャリア開発しようとする目標設定がポイントです。

【プログラミング無理だった】プログラマー以外のIT職3選

年収が高いと言われているIT業界の仕事は、プログラマー以外の仕事もあります。

中には、プログラミング知識が不要な仕事もあるため、年収アップが実現する可能性もありますよ。

ただし、プログラミングの知識がある方が、転職活動で優遇される可能性があるので注意してください。

プログラミングを使わないIT職

  • システムエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • ネットワークエンジニア

システムエンジニア

システムエンジニアとは、プログラム開発をするのではなく、開発内容の要件を考えたり設計書をつくったりする仕事です。

そのため、 プログラミングの知識がなかったとしても担当することができますよ。

ただし、多くの人がプログラマーとしてリーダーをキャリアとして選ぶ仕事です。

そのため、プログラミング経験者ではないと倍率が高いので注意してくださいね。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、 開発にかかる予算管理をしたり、プロジェクトの進捗管理をしたりする仕事です。

そのため、プログラミングの知識がなかったとしても、開発プロジェクトを担当している人もいます。

ただし、プロジェクトによっては、メンバーへのプログラミングの指示出しを求められるケースもあります。

システムエンジニアと同様に、プログラミングの知識がある方が、優遇されることが多いですよ。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計から要件、定期運用、保守なども行う仕事です。

クライアントからの要望を引き出して構築するネットワークの設定から始めます。

そのためプログラミングの知識がなかったとしても対応することができます。

ネットワークに関する知識がないと要件を定義することができないため、必要になるとか覚えておきましょう。

【プログラミング無理だった】よくある質問

よくある質問

  • プログラミングに向いてるか簡単に判断する方法はありますか?
  • 30代になるとプログラミングは遅いなど年齢は関係ありますか?

プログラミングに向いてるか簡単に判断する方法はありますか?

簡単に判断する方法は、プログラミングスクールの無料体験に参加することが挙げられます。

説明したとおり、実際にプログラミングを実践しないと、向いているかどうかわかりません。

そのため、まずは無料体験参加がおすすめですよ。

「テックアカデミー」であれば、7日間の無料体験が用意されているため、まずは参加してみることがおすすめです。

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30代になるとプログラミングは遅いなど年齢は関係ありますか?

プログラミングを始めるタイミングに遅いということはありません。

そのため、30代であってもプログラミングに興味がある人はまずチャレンジすることがおすすめです。

ただし、転職するハードルが上がってしまうことは事実です。

エンジニア転職を考えている人は【30代で未経験エンジニア転職は無理・遅い実態】で詳しく解説したので、あわせてチェックしてくださいね。

【プログラミング無理だった】60%の人間は素質がない実態

60%の人間はプログラミングの素養がないと言われる理由は、著名な論文『ふたこぶラクダ(The Camel has two humps)』でこのように語られているためです。

int a
int b

a = b;

aとbの正しい値は?

生徒は、全員プログラミングに触れたことがないが、少なくとも皆、=が数学では等号記号を意味することを知っているだけの数学の基礎的な教育は受けているはずの者たちであった。

もちろん、プログラミングについて何も知らない人間なのだから、Javaのコードとして解釈した場合の代入の挙動を正しく回答したことが正解になるのではない。

どのような規則で回答するかというのは問題ではない。このテストでの評価は、ひとつの規則を、複数の似たような問題に首尾一貫して適用できたかどうかをみた。つまり、=は値を交換するという規則を推測したとしたら、ほぼすべての問題に対しておなじ交換の規則を適用した結果を回答した場合のみ、一貫したグループ(consistent group)とした。問題毎に違う規則で答えたものを、一貫していないグループ(inconsistent group)とした。何も書かずに提出したものを、空欄グループ(blank)とした。

割合としては、一貫したグループが44%、一貫していないグループが39%、空欄グループが8%であった。プログラミング教育を行った結果、44%の「一貫したグループ」が好成績であった。プログラミングの素質がある人間の割合は、年齢や性別や教育レベルでは変わらないようだ。プログラミングの素質のある人間は、40%ぐらいであろう。つまり、残りの60%は、プログラミングの素質がないのだ。

つまり、コードが書けるとしたら、その時点ですでにエリート階級に属しているのである。もし、良いコードが書けるとしたら、指折りのエリート階級に属しているのである。

引用:『ふたこぶラクダ(The Camel has two humps)』

【プログラミング無理だった】まとめ

まとめ

  • 60%の人間はプログラミングの素質がないと言われている
  • プログラミングを試すことで向いているか判断できる
  • 短期で成功しようとせずに長期間取り組むことがポイント
  • この記事を書いた人
なべけん

なべけん

キャリアコンサルタント|新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。現在は独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる|保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19005362)