プログラミング副業やめとけ？稼げないと言われる実態とは

30代でプログラミングを副業で始めたいけど、難しいと思っている人もいるのではないでしょうか。

たしかに、30代でプログラミングの副業はやめとけという声が多いですよね。

しかし、30代でもプログラミングの副業は十分始められて、ポイントをおさえてエンジニアを目指せば、30代未経験からエンジニアになることは十分可能です。

【プログラミング副業やめとけ】理由

スキルの習得に時間がかかる

プログラミングスキルの習得には時間がかかります。

学ぶべき分野が広く、深い知識が必要なためです。

また、技術の進歩が早いため、常に最新の知識を学び続けなければなりません。

スキルの習得にかかる時間や難易度は、プログラミング言語によって異なるため、必要な学習時間に差が出ます。

プログラミング言語の種類は、大きく分けると「静的型付け言語」と「動的型付け言語」の2種類です。

一般的に、習得するまでの時間が静的型付け言語は長くなり、動的型付け言語は短くなる傾向があります。

言語の種類	言語例	文法	習得までの時間
動的型付け言語	Ruby Python PHP JavaScript	簡単	短い
静的型付け言語	C言語 Java TypeScript	複雑	長い

数をこなさないと稼げない

初心者が副業で仕事を獲得するときは、クラウドソーシングサイトを使うのが一般的です。

仕事の受注から報酬の獲得までが手軽にできるので、多くの人が利用しています。

一方で、単価が安い傾向にあるため、なかなか思うように稼げないことが少なくありません。

クラウドソーシングサイトは利用者が多いために価格競争が起こり、単価を下げないと受注できない状況になりがちなのです。

そのため、初めのうちは安い単価で受注して経験を積み、高単価の案件が取れるスキルを身につけましょう。

案件の獲得が難しい

初心者はクラウドソーシングサイトで案件を探すことが一般的ですが、なかなか受注できないことが多くあります。

初心者は扱えるプログラミング言語がひとつしかないことも多いためです。

このように、案件は豊富にあっても、スキル不足で案件が獲得できにくくなることが少なくありません。

逆にいうと、クラウドソーシングは案件が多いため、ほかの応募者よりもスキルや経験があれば、案件が獲得できる確率が上がります。

案件獲得には営業スキルが必要

副業で仕事を獲得するためには、自分で営業をおこなう必要があります。

稼いでいる人は企業に直接メールを送るなど、営業活動をしていることがほとんどです。

また、クラウドソーシングサイトで案件を獲得するときも、自己アピールや応募文の書き方が悪いと不採用になることが少なくありません。

たとえば、プログラミングスキルがあったとしても、自分の魅力をアピールできなければ案件の受注は難しくなります。

応募文や自己アピールを充実させ、クライアントに自分の魅力が伝わるように書くことも営業スキルのひとつです。

このように、営業スキルは案件の獲得に直結します。

どうしても営業が苦手という人は、エージェントなどを使うこともおすすめです。

ミスをしても自分で責任を取らなければならない

副業やフリーランスのプログラマーは個人で仕事を獲得することになります。

そのため、仕事の責任は自分自身で取らなくてはなりません。

たとえば、納品した後に不具合や欠陥があれば修理することはもちろん、情報漏洩などがあったときは損害賠償を求められる可能性があります。

これらは全て自己責任となるので注意が必要です。

しかし、日頃から注意をしていれば、責任問題に発展することはほとんどないので、あまり神経質になる必要はありません。

チームで動くことが多い

プログラミング開発はチームで行うことが多く、チームとしての開発経験がないと案件を獲得するときに不利になることがあります。

副業先のプロジェクトでチームワークが必要になったとき、スキル不足のためチームに参加できないということも少なくありません。

また、特に本業が忙しい副業の人は、プロジェクトのタイミングにチームに参加できないというケースもあります。

完成までに時間がかかる

一般的に、プログラミングは完成までに時間がかかることがほとんどです。

単純な機能実装であっても、2〜3週間の作業期間が必要なことも少なくありません。

副業の人は1日3〜4時間程度の作業時間しか確保できないことも多く、そうなると1か月以上かかる可能性もあります。

このように、副業で仕事をするときは、作業時間の確保がカギとなるため、本業とのバランスが重要です。

まずは「テックアカデミー」で無料体験しよう！

「プログラミングを学んで今の仕事を変えたいけど、やっぱりカモにされないか不安になる」と思いますよね。

たしかに、決して安くない金額を払い、一定期間学習することを考えると不安になりますよね。

けど、最も大切なことは「そもそも自分にプログラミングが向いてるのか判断すること」です。

どんなにリサーチをしたとしても、実際に手を動かしてみなければ、興味を持ってプログラミング学習が続けられるかわからないですよね。

「テックアカデミー」なら無料カウンセリングだけでなく、無料体験が用意されているためミスマッチがないか判断できますよ。

とはいえ、プログラミングにまったく興味がない状態で参加をしても、体験期間を有効活用できなくなってしまいます。

そのため、プログラミングを学んで将来的には転職や副業を考えている人や、今の仕事を変えて手に職をつけたいと考えている人以外は、「テックアカデミー」の1週間無料体験に申し込まないでください！

ということで、プログラミング学習に興味があったり失敗したくなかったりする人は、まずは「テックアカデミー」の1週間無料体験を活用して判断しましょう。

【プログラミング副業やめとけ】意外なメリット

独学でもプログラミングは学べる

独学でプログラミングを学ぶには、次のような方法があります。

ただし、独学でプログラミングを学ぶには時間がかかる傾向があります。

自分に必要な学習内容やエラーの解決方法がわからず、調べるのに時間がかかることがあるからです。

独学で学びたい人は、長期的に身につけるつもりで進めましょう。

ひとりだとモチベーションが続かない人や、誰かに教えて欲しい人はプログラミングスクールに通うことをおすすめします。

文系・理系に関係なく始められる

幅広い分野でプログラミングの技術が活用されており、文系・理系問わず活躍の場があります。

また、プログラマーはスキルや経験重視のため、文系出身だからといって案件の獲得ができないということはありません。

学習に関しても、初心者からでもわかりやすい教材などもあるため、誰でも学びやすいことが特徴です。

プログラミングスクールに関しても、理系の人しか入学できないということはないので、安心してプログラマーを目指しましょう。

経験を積めば収入が増える

実際に開発に携わることで経験を積むことができれば、市場価値を高めることができます。

たとえば、プロジェクトに携わることでプロジェクト管理スキルが身につくことや、開発した製品がプログラマーの実績として認められることです。

このように、プログラマーとしての経験を積み、評価が高まれば自分の市場価値が上がり収入を増やすことができます。

そのためにも、常に学び続け自己研鑽を続けることが大切です。

仕事に困らない

プログラマーは非常に需要が高い職業のひとつで、常に人材不足です。

企業や組織が自社のデジタル化を進めるために、プログラマーを必要としているケースが増えるなど、プログラマーが追いついていない現状があります。

つまり、スキルがあれば副業でも活躍できるチャンスがあるのです。

さらに、プログラマーは、さまざまな業界において必要とされるスキルを持っているため、仕事に困ることが少ない仕事です。

たとえば、金融業界や食品業界、自動車業界など、プログラマーのスキルが転用可能な職種は多数あります。

フリーランスとして独立できる

プログラミング技術を身につければ、副業はもちろんフリーランスとして働くことも十分可能です。

理由としては以下のようなものがあります。

しかし、企業側は実績のあるプログラマーに依頼する傾向にあるため、経験を積んでスキルを磨くことが重要です。

初心者のうちは、単価が安くても必ずできる案件を受注し、実績を作りましょう。

フリーランスエンジニアについて詳しく知りたい人は【フリーランスSEは複数案件を掛け持ちすべき？メリットや掛け持ちに向く案件をプロが解説】をチェックしましょう。

【プログラミング副業やめとけ】未経験者におすすめ理由

ビジネスに活用できる

プログラミングを覚えれば、自分でアプリケーションを作るなどのビジネスをはじめることもできます。

つまり、副業の仕事を獲得するためにプログラミングを始めるのではなく、ビジネス目的でプログラミングを始めるのです。

収益を拡大させ、スタッフを雇用して事業展開をする人も少なくありません。

もし、自分がやりたいビジネスがあれば、プログラミングを学習することも苦にならず、モチベーションも維持しやすくなりますね。

自分でビジネスを始めない人でも、副業感覚ではなくビジネスを始める気持ちを持つことは大きく稼ぐ上で重要な考え方です。

転職活動で評価される

現在IT業界は人手不足が深刻化しているため、スキルや経験があれば転職しやすくなります。

副業でプログラミングを始めておけば、すでにスキルを持ち合わせているため、転職するときに採用担当者から評価されやすくなるのです。

未経験での転職と副業で稼げるようになってから転職するのでは、採用担当者の印象は全く違います。

このように、副業で始めて稼げるようになってから、転職する人も少なくありません。

将来的にプログラマーとしての転職を考えている人にとっては、副業でプログラミングを経験することは有効な手段です。

Webサイト制作ができる

プログラミングの学習をするならWebサイト制作がおすすめです。

Webサイトは、初歩的なプログラミングの知識で制作できるため、副業にピッタリだからです。

WEB制作の案件は1日2〜3時間の勉強を3ヶ月ほど続ければ、簡単なものなら受注できるレベルになります。

プログラミングスキルの中でもWEB制作は難易度が低いため、クラウドソーシングでも多くの案件が募集されている傾向です。

このように、簡単なプログラミングでもWEB制作はできるようになるので、副収入を稼ぐことができます。

そこから、さらにスキルを増やして、少しずつ単価をアップさせていきましょう。

【プログラミング副業やめとけ】稼ぐための方法5選

高単価のプログラミング言語を習得する

プログラミングの種類はたくさんあり、どれを学べばよいか悩む人もいると思います。

プログラミングを使って開発を行うことは変わりありませんが、それぞれの言語で受注単価は変わってくるのです。

副業で始めるには、できるだけ高単価で仕事が獲得しやすい言語を覚えましょう。

単価が高い言語には次のようなものがあります。

（参考：レバテックフリーランス）

言語	特徴
Go	【平均月単価88万円】 シンプルな構文 動作が軽く扱えるデータ量が多い ブロックチェーン・広告・ゲームなどの分野で使用されている
Ruby	【平均月単価88万円】 サーバーの知識がつくので、汎用的な知識をつけやすい 多くのWEBサービスやアプリ、ゲームに使われている 業務系の分野でも案件が多い
Swift	【平均月単価86万円】 Apple社が発表したプログラミング言語 iOS向けのネイティブアプリ開発ができる エンタメ業界でのアプリ開発に使われている

専門スキルや実務経験を積む

プログラミングの副業を始めるには、まずは基礎的なスキルを身につけることが重要です。

常に最新の知識が必要なので学習を欠かさず行い、知識を蓄えていけば獲得できる案件の幅も広がっていきます。

実務経験については、最初のうちは報酬単価の低い簡単な仕事でもいいので、数を重ねることで経験や実績を積んでいくことが大切です。

複数のクライアントを確保する

たとえ案件が確保できたとしても、継続的に仕事の依頼があるとは限りません。

そのため、複数のクライアントの仕事を受注することをおすすめします。

また、案件の獲得先についても、クラウドソーシングサイト以外の獲得先を確保することで、仕事が途切れにくくなります。

案件探しには、エージェントサービスや求人サイトがおすすめです。

獲得先	特徴
クラウドソーシングサイト	競争率が激しく案件獲得が難しいことがある手数料がかかる
エージェントサービス	自分に合った案件を紹介してくれる職務経歴書の添削などのサポートが受けられる
求人サイト	案件が豊富自分のペースで探したい人向け

需要の高い分野を始める

今からプログラマーを目指す人は、将来性のある需要の高い分野に取り組みましょう。

需要の少ない分野は、たとえ高単価であっても仕事の受注がしにくくなります。

一方、需要の高い分野はITエンジニアの募集も多く、未経験でも挑戦しやすい分野です。

これらは今後も需要が見込まれます。

また、AIやIoTの分野も需要が高まってきている分野です。

転職してエンジニアになる

まずは副業から始めるときでも、スキルの習得と経験を積まなければ、プログラミングの仕事は受注が難しくなることが一般的です。

そのため、未経験でも採用している企業に転職し、そこで働きながら経験を積むことも選択肢としてあります。

プログラミング未経験の人がプログラマーに転職するためには、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントを利用すれば、自分で求職活動をするよりも成功の確率が高くなります。

転職エージェントは企業と転職希望者のマッチングービスのことでこのような特徴があります。

【プログラミング副業やめとけ】よくある質問

クラウドソーシングサイトは稼げないと聞きますが？

クラウドソーシングは、報酬から手数料が引かれることと、全体的に単価が安い傾向にあるため、大きく稼ぐには量をこなす必要があります。

しかし、初心者向けの案件も豊富で、自分で営業して仕事を獲得するのと比べて、仕事の受注はしやすく報酬を得られるまでの手間もかかりません。

自分で仕事を獲得すれば、請求書の発行や報酬が支払われなかったというトラブルも全て自己責任です。

そのような手間を省けるため、副業で時間がない人にはメリットがあります。

プログラミングスクールには行った方がよいですか？

プログラミングの学習は独学でも可能なので、プログラミングスクールに通わなくても習得はできます。

たとえば、書籍や学習サイト、動画アプリなどの教材は豊富です。

しかし、これらを使って独学で学習するには時間がかかることがあります。

一方、プログラミングスクールは、わからないことがあったら直接聞くこともできるため、学習スピードが上がることが多い傾向です。

中には、転職支援を行っているスクールもあるため、転職しやすいメリットがあります。

しかし、通学やWebセミナー受講などで時間が拘束されることもあり、自分のペースで学習できないことも多く、副業で始める人は時間の調整が必要です。

プログラマーの副業でできる仕事には何がありますか？

プログラミングを覚えればできる副業には、次のようなものがあります。

中でも、Webサイトの制作は比較的簡単なので、副業として始めやすい仕事です。

クラウドソーシングサイトにも多数の案件があります。

どんな言語を学んだら良いですか？

プログラミングの副業を始めるには、需要が高く案件数も多い言語から学習するのがおすすめです。

具体的には、次のような言語に需要があります。

Pythonは最も需要が高い言語とされているため、案件数も多いプログラミング言語で、初心者でも覚えやすい特徴があります。

JavascriptはWebサイトで使われている言語のため、需要がとても高く仕事も豊富です。

HTML/CSSはWebサイトを作成する際に使う言語で、Webデザイナーなどが使うことが多く、仕事も豊富にあり需要が高まっています。

副業プログラマーから本業にできますか？

プログラミングを覚えると、転職やフリーランスとして独立することも十分可能です。

プログラマーは常に人材不足なので、多くの企業が外部のプログラマーに委託しています。

そのため、スキルを身につければ仕事に困ることはありません。

まずは副業から始めて、本業に切り替えてもよいでしょう。

【プログラミング副業やめとけ】まとめ