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経理事務やめとけ?頭おかしくなる7つのデメリットとは

たしかに、経理は「お金の管理」のイメージで、仕事内容が難しそうですよね。

結論、経理は将来性がありおすすめの仕事です。60代でも紹介が受けられます。

ただし、不向きな人もいるので注意しましょう。

経理はやめとけと言われる理由をキャリアコンサルタントが解説します
なべけん
なべけん

経理事務やめとけ・頭おかしくなる7つのデメリット

注意ポイント

  • 経理の知識を覚えることが多い
  • 月1回の仕事が多く慣れるまで時間がかかる
  • 年1回の決算期が忙しい
  • 繁忙期に残業が多くなる
  • 小さなミスでも許されない
  • 会社から評価されにくい
  • 経理の仕事はなくなる可能性がある

経理の知識を覚えることが多い

経理は、会社で発生するお金の流れを記録し、管理する仕事です。

代表的な仕事内容は、以下の通りです。

  • 会計ソフトを使って、金額の記録や計算をする
  • 日々の入出金に対して、請求書や伝票を作成する
  • 現金や小切手など、金銭管理金銭管理
  • 給与計算、支払い
  • 税金や保険料の計算、支払い

これを見てわかるように、会社のお金と密接に関わる仕事で、経営上でも重要な役割をもっています。

普段聞きなれない会計用語など、専門的に覚えないといけないのが経理職の特徴です。

そのため、業務に拒否反応を起こしてしまう人もいます。

経理の仕事はなくなる可能性がある

「経理の仕事は将来的にはなくなる」と言われています。

理由は、AIにより人の手で作業していたものが、どんどん代替えされていく可能性があるからです。

現状でも、会計システムの導入により入力や請求書などの自動化が進んでいます。

以前よりも少ない人数で業務ができるように効率化されていっていますね。

小さなミスでも許されない

お金の集計や管理をすることが主な業務となるので、わずかなミスも許されないものが多く、業務中には高い集中力が必要になります。

入力ミスで1円でも誤差があれば、一からやり直さなければならないシビアな仕事なんです。

特に、決算時などは仕事量も多く締め切りもあるので、切迫感のある仕事に慣れないうちは厳しいと感じるかもしれません。

会社から評価されにくい

経理は、会社にとってなくてはならない仕事ではあるものの、営業職のように数字でわかる成果指標がないため、評価がしにくい職種になります。

会社の売り上げに貢献する部署ではないことも、評価を受けにくい原因のひとつですね。

「早く成果を出したい」「売り上げに貢献したい」と思っている人には物足りないない職種だと言えます。

月1回の仕事が多く慣れるまで時間がかかる

他の職種に比べて、「月末締め」など月に1回の業務が多く、反復学習できないのでなかなか仕事を覚えられません。

イレギュラーなことが発生して、マニュアル通りに行かないこともあるので、特に初心者の人は慣れるまでの時間が必要となります。

慣れるまでの場数を踏める機会が少ないのが、他の職種とは異なります。

年1回の決算期が忙しい

1年に一度、1年間の業績を集計する業務を行う月のことを「決算期」といいます。

わかりやすく言うと、年間の売上や経費がどれくらいあるかを日々の帳簿から集計し、その年の会社の利益を確定することですね。

経理は、この決算期が一番忙しく、その上難易度も高いので、かなりの経験を積まなければ一人前にはなれません。

初心者は「決算業務がしんどい」と感じて、辞めてしまうことがあります。

繁忙期に残業が多くなる

経理の仕事は月末月初が繁忙期で、とにかくやることが多くなります。

そのため、どうしても残業が多くなります。

ただ、他の職種と違い、急な仕事が発生することはほとんどありません。

どの時期が忙しいかわかるので、仕事にメリハリがつけやすいですね。

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経理事務経験者が辞めたい・頭おかしくなる5つの理由とは

注意ポイント

  • 職場の人間関係が悪い
  • 決算を任せてもらえない
  • 仕事の範囲が狭い
  • 仕事の責任が重い
  • 残業時間が多い

職場の人間関係が悪い

経理の仕事は、現場からの数字を集計して会社の上役に報告するという、上からも下からも挟まれた立場であることが多いです。

そのため、板挟みになりコミュニケーションがうまく取れなくなることがあります。

仕事の性質上、機密事項を扱うことも多く、閉鎖的な仕事であり、他の部署との疎外感を感じている人も少なくありません。

経理はどうしてもこのような職場環境になりやすいのが特徴ですね。

「テンプスタッフ」など派遣で働けば面倒な人間関係に悩まずに働くことができますよ
なべけん
なべけん

決算を任せてもらえない

一般的に、経理職は決算業務ができて一人前と考えられています。

経理に携わっている人なら、いずれは決算をやってみたいと思う人もいるでしょう。

経理部が何人もいるような会社の場合は、担当職務が細かく振り分けられていることがあります。

そのため、いつまでたっても決算などの難易度の高い仕事にはチャレンジさせてもらえないことは少なくありません。

仕事の範囲が狭い

経理の仕事は、結果が見えづらいこともあり、経験が長い人に責任のある仕事を任せるケースがあります。

せっかく勉強してスキルアップしても、その力を発揮できるような仕事を任されず、なかなか仕事の幅を広げられないと悩んでいる人も多くいます。

仕事の責任が重い

経験が長くなってくると、決算などの重要な業務を任せてもらえるようにもなるでしょう。

仕事の特性上、間違いは許されないので重要な仕事になればなるほど責任は重くなります。

「間違いがあってはならない、とプレッシャーを感じる人も少なくありません」

部下を指導するポジションになれば、なおさらですね。

残業時間が多い

月末月初などは特に仕事の量が多く、残業でなかなか帰れないこともあります。

締め切りが迫っていても、他の人に手伝ってもらうことができない仕事なので、経理部だけが残っているということもあるでしょう。

締め切りに追われて仕事をするストレスは本当に辛いですね。

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経理事務おすすめ7つのメリット【やめとけは嘘】

メリット

  • 未経験からでも転職できる
  • 将来性があり転職に困らない
  • PCスキルが身に付く
  • 月中は仕事の余裕がある
  • 他の事務職より給料が高い
  • 残業で収入アップが目指せる
  • 経営者目線を身につけられる

未経験からでも転職できる

「経理の仕事は専門性が高そうで、未経験からの転職は難しそう」と思う人もいるかもしれません。

しかし、仕事内容によっては未経験を募集している企業も多いですよ。

はじめは、比較的簡単なデータ入力や入出金業務などからステップアップしていきましょう。

簿記や会計に興味がある人には特におすすめです。

将来性があり転職に困らない

今後、一部の単純業務などはシステム化やAIによる代替化が進むことが予想されますが、経理業務そのものがなくなることはありません。

イレギュラーな処理や、データのメンテナンスなど、人の手でしかできない業務も数多くあります。

税務知識を活かした経営判断のアドバイスや提案などもAIにはできませんね。

経理部門では、今後もまだまだ人の力が必要です。

PCスキルが身に付く

経理部門では、パソコンの基本操作はもちろん、Excelが身につきます。

Excelを使った資料作成が多く、関数やマクロなどあまり一般には馴染みのない機能の使い方などを理解できますよ。

その他にも、会計ソフトの使い方の知識を得ることができます。

会計ソフトは経理では毎日使うので、未経験でもしっかり覚えることができます。

月中は仕事の余裕がある

月次業務が主なので、月末から月初にかけて忙しくなります。

特に忙しくなるのは月末よりも月初です。

一方で、月中は通常の入出金業務などはありますが、締めの作業がないため比較的余裕があります。

忙しい時期とそうでない時期がはっきりしているので、ワークライフバランスは取りやすいですね。

他の事務職より給料が高い

経理は日々の会計処理や経費精算、給与計算など、会社のお金に関わる仕事なので、簿記や会計の専門知識が必要な職種です。

採用の時も、経理事務経験者や簿記資格を持っている人は優遇されます。

誰にでもできる仕事ではないため、その分給与は高めに設定されていることが多いです。

同じ事務でも、一般事務よりも経理事務の方がおすすめです。

残業で収入アップが目指せる

月末から月初にかけてはとても忙しく、期限が決まっていることもあり、この時期は残業が多くなります。

場合によっては休日出勤が必要になることもあるので、残業代で稼ぐことができます。

経営者目線を身につけられる

経理事務としての経験が浅いうちは、日々のルーチン業務からになりますが、次第に月次業務や決算業務に携わっていくことになります。

決算書には、1年間にどれくらいの利益が出たかがわかる「損益計算書」と、資金状況や負債の内容をまとめた「貸借対照表」などがあります。

決算業務に携わると、このような経営判断の指標となる資料に触れることができ、

経営者目線で会社の数字を分析できる力がつきます。

経理部門から収支状況の改善やコスト削減提案をすることもあるくらいなんです。

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やめとけと言われる経理事務が向いている人の5つの共通点

5つの共通点

  • 数字に強くなりたい
  • コツコツ仕事をするのが好き
  • 勉強をするのが好き
  • ひとりで仕事をするのが好き
  • 細かい作業が得意

数字に強くなりたい

日頃の伝票処理や月次業務、月末業務、決算業務など毎日数字を扱う仕事なので、経験を積んでいくほど数字に詳しくなります。

基本的な計算などは会計ソフトなどで計算するため、特別な数学的知識が要求される訳ではありません。

数字に対してアレルギーがなければ得意でなくてもかまいませんよ。

数字に強くなりたいという気持ちがある人なら向いていると言えます。

コツコツ仕事をするのが好き

伝票の起票や会計ソフトへの入力作業など、経理の仕事はミスがないように集中してコツコツと進めていく必要があります。

特に月末業務や決算業務などは日々の処理の積み重ねなので、コツコツ作業に取り組むことが好きな人は適性があります。

勉強をするのが好き

会計基準や税法の改正などは適宜行われており、多くの遵守すべき法令があります。

勉強し続けて、自分の知識をアップデートしていく必要があります。

経理が初めての人であれば、簿記の勉強もしなければならないでしょう。

情報に関して敏感で、好奇心や向上心があり、会計に関わる勉強や情報を知ることが苦にならない人は経理向きですね。

ひとりで仕事をするのが好き

ミーティングや、電話をかけたり受けたりもありますが、1日の大半はパソコンの前に座って仕事をすることになります。

その分、自分のペースで仕事を進められるというメリットもあります。

長時間に及ぶ入力作業なども苦にならない人には、むしろ楽かもしれませんね。

細かい作業が得意

「会社のお金を管理する」という重要で緊張感のある仕事である一方、細かい数字の伝票入力のように、単純作業を繰り返す仕事でもあります。

経理の仕事は確実性が求められ、単純作業であっても集中力を持続させることができなければミスに繋がります。

細かい作業が得意な人には向いていますね。

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未経験から経理事務は派遣がおすすめ7つの理由

おすすめ理由

  • 未経験から始められる【正社員は経験者重視】
  • 正社員よりも責任が軽い
  • 転職で職場を変えやすい
  • 残業時間が少ない
  • 経理の仕事内容が選べる
  • 派遣会社のフォローが受けられる
  • 将来的に正社員登用が目指せる

未経験から始められる【正社員は経験者重視】

経理職は、理解しておかなければならない専門的な知識がたくさんあることから、正社員の求人は実務経験者が重視されます。

簿記の資格はもちろん、実務経験が豊富でないと正社員としての採用は、かなりハードルが高い職種です。

一方、派遣の場合は正社員の補助的な業務として採用される場合が多く、仕事も初歩的な業務からスタートする場合がほとんどです。

未経験でもゼロから実務経験を積むことができますよ。

正社員よりも責任が軽い

派遣の場合は、正社員の補助的な役割として働く場合が多いので、基本的に業務の責任は軽いものがほとんどです。

どこまでの範囲を派遣に任せるかは企業によって違いますが、任される業務は限定的なのが一般的です。

経理は、ミスがきっかけで1円でも誤差があればやり直しが発生するようなシビアな仕事です。

そのため正社員は、正確性や高い意識と強い責任力が強く求められるため、ストレスを感じている人が少なくありません。

仕事の責任が軽いとストレスも少ないので、精神的にゆとりをもって仕事をすることができますね。

転職で職場を変えやすい

経理の仕事はお金を扱うので信用に関わります。

業務中には高い集中力と正確さが求められる仕事なので、精神的に辛くてやめたいと思っている人も少なくありません。

しかし、正社員の場合は責任のある業務を任されている場合も多く、経験が求められる仕事のため、誰かに代わってもらうこともできません。

やめたくても、すぐにはやめられませんね。

その分、派遣の場合は、契約を延長せずに次の派遣先に移ることができるのが特徴です。

いくつか企業を経験して、自分にあった職場を探すといった働き方ができるのは魅力ですね。

残業時間が少ない

やるべき仕事の範囲が明確になっているので、社員に比べると残業時間は少ないです。

月末月初は業務が集中するため、残業しなければならない場合がありますが、それ以外の時期はほとんど残業がありません。

残業が多い正社員に比べると効率的に働くことができますね。

経理の仕事内容が選べる

一口に経理と言ってもいろんな業務があります。

派遣は業務の範囲をあらかじめ契約で決めて働くので、自分が得意な仕事内容だけを引き受けるということも話し合いにより可能です。

全ての業務をやらなくてはいけないわけではありませんので、安心してくださいね。

派遣会社のフォローが受けられる

派遣会社の担当者は、仕事の悩みや人間関係、職場の雰囲気など直接派遣先には言いにくいことでも、気軽に相談に乗ってくれます。

何かトラブルが起きた場合にも、派遣会社が間に入ってくれるのでスムーズに解決することができます。

相談できる相手がいるという安心感があるので、仕事にも集中して取り組めますね。

将来的に正社員登用が目指せる

派遣社員として働いていて「今の仕事があっている」「気に入った」と感じ、正社員になりたいと思う人もいますよね?

長期的にここで働きたいと思えば、社員登用も目指せるのが派遣会社の良いところです。

もちろん、社員になるためにはいろんな条件やステップがあり、そこをクリアしなければなりませんが、意欲のある人なら十分可能です。

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【まとめ】経理事務やめとけ・頭おかしくなる評判の実態

まとめ

  • 数字が得意な人は経理事務はおすすめ
  • 経理事務は他の事務よりも給与が高い
  • 正社員は経験重視で転職ハードルが高い
  • 派遣なら未経験からでも働きやすい

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  • この記事を書いた人
なべけん

なべけん

【キャリアコンサルタント】新卒でスタッフサービスへ入社し、人材コーディネーターを担当。1,231名以上の就業機会を創出し、就業決定数・生産性ユニット年間MVPを受賞。現在はフリーランス独立し、112名以上のキャリア支援実績あり。【資格】国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19005362)

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