こんなことが分かる
- スキルチェックはなぜ行われるの?
- 仕事紹介に影響はでる?
- できなかった人はどうすればいい?
このような不安を抱えている方へ解決方法をお届けいたします。
はじめまして、なべけんと申します。
大手人材派遣会社のコーディネーターとして、今までに1000名以上の就業機会に携わっています。
それでは早速、お悩み解決のシェアをして参ります。
この記事でわかること
- タイピングは1分間120文字(日本語入力)を目指しましょう
- エクセルはSUM/AVE関数ができると紹介数がアップする
- スキルチェックができなかった人は複数派遣会社に登録がおすすめ
- Amazonベストセラー1位『できるYouTuber式 Excel 現場の教科書』はkindle Unlimitedの無料読み放題体験で読めるおすすめの問題集
派遣登録会の2つのスキルチェック
派遣会社の登録会に行くと、主に2つのスキルチェックを行います。
2つのスキルチェックのポイントを具体的にみてみましょう。
タイピング
1つ目はタイピングスピードのチェックで、どれくらいのスピードでタイピングができるのか登録をしています。
このときに登録される情報は2つに分けられています。
タイピング数
総タイピング数が登録されます。
基本的には日本語の入力文字数が記録されています。
たとえば「はせけん」だと4文字としてカウントされ、1分間で120文字以上の入力ができると「早い」と評価されるので、練習はここをめざしましょう。
ミスタイプ数
タイピングされてもミス入力された数は最終的に差し引かれます。
そのため、必ずしも早ければ良いというわけではないのです。
ExcelなどOAスキル
どの仕事でもOAスキルが必要になることがほとんどです。
そのため「どのくらい理解しているか」や「どれくらい操作できるか」を把握するために派遣会社がチェックしています。
基本操作のチェック
まずExcelを触ったことがあるかどうかをチェックします。
関数のチェック
Excelのチェックでは、SUM/AVE関数やIF関数の機能を理解しているかチェックされます。
スキルチェックの3つの目的
スキルのチェックと聞くと、何に使われるのか分からず不安に感じる方も多いと思います。
ですが、必ずしも「試験・チェック」のようなマイナスだけではありません。
早速、3つのチェック目的をみてみましょう。
目的①:強みを把握
スキルチェックと聞くと「評価されている」をマイナスに感じるかもしれませんが、一番の目的は強みの把握です。
タイピングが早い = スピード
これはシンプルですが、タイピングが早いと仕事が早くこなせると評価に繋がりますね。
ある程度スピード感が求められる仕事の紹介がされる可能性も高くなります。
タイピングが遅い = 丁寧
タイピングが遅くても、必ずしもマイナス評価をされるわけではありません。
もしタイピングが早かったとしても、ミスが多いと結果的に意味がなくなってしまいます。
このように必ずしも「遅い=マイナス」と評価されるわけではないので、スキルチェックができなかったと落ち込む必要はないかもしれませんね。
目的②:レベルの把握
2つ目の目的は、レベル(習熟度)の把握です。
OAスキルは特に口頭の申告情報だけでは、どのレベルまで対応できるのかが把握しづらいです。
そのためどのくらいのレベルまで対応できるのか、きちんと理解しているかをチェックしています。
目的③:登録内容の信頼度をチェック
職務経歴やスキルの登録は履歴書や口頭のヒアリングで行います。
特にスキルや習熟度については、情報が正しいかどうか判断しづらいことも。
そのときに、スキルチェックを通じて情報の正誤を判断しています。
例①:過大評価
たとえば「タイピングが得意」と申告された後、タイピングチェックで「ミスが多い」結果だった場合に登録情報が誤っているのではないかと疑われてしまいます。
例②:過小評価
過大評価とは別に、「タイピングが得意ではない」と登録した後に「タイピングが正確かつ早い」ときには、心配屋さんと判断されます。
これはマイナスではなくて、この情報によって「顔合わせ」のフォローを手厚くするなどの情報共有が社内でできるようになりますね。
ポイント
- タイピングチェックは強みの把握が目的
- OAスキルの習熟度チェックが行われる
- 登録情報が信頼できるかチェックされるので要注意
スキルチェックできなかった方は紹介ない?
年代や希望する仕事によっては、仕事紹介に影響が出ることがあります。
では具体的にどのような影響が出るのでしょうか。
20代は紹介がある
20代は習熟が早いというイメージが強い企業が多いので、「これから練習すればOK」と判断されるのです。
なので、20代であれば仕事紹介の数に大きな影響がでることはないので安心してください。
30代・40代は紹介が少なくなる可能性あり
30代・40代になると、20代に比べる同年代の方は経験者が多くなります。
派遣の求人では即戦力が求められることが多いので、スキルチェックが出来なかった方は紹介が少なくなることも考えられます。
注意ポイント
- 年齢が上がると紹介が少なくなる可能性がある
スキルチェックできなかった方向け◇やるべき3つのこと
スキルチェックができなかった方は3つのことをすれば、できなかったマイナスを解決できます。
ではそれぞれのポイントを見てみましょう。
タイピング練習
タイピングができなかった方は練習をするようにしましょう。
ニガテな方でも練習をすればするだけ早くなります。
事務仕事ではタイピングも必須のスキルなので、時間を見つけて練習するのがオススメです。
OAスキル復習
Excelも練習や勉強をすれば、基本的な操作は独学でも学ぶことができます。
本を読んだりYoutubeで勉強をすれば誰でもできるようになるので、時間を見つけて復習をしましょう。
Excelを本で勉強したい人は、Amazonベストセラー1位の『できるYouTuber式 Excel 現場の教科書』がおすすめですよ。
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複数の派遣会社へ登録
1社のみの登録だと、仕事紹介の数が少なくなってしまう可能性があります。
実は派遣で仕事をしている人のほとんどが3社に登録していると言われています。
そのため「できた・できなかった」に関わらず、他の派遣会社への登録がオススメですね。
まとめ:スキルチェックができなくても対策すればOK
あらためてご紹介したポイントを確認しましょう。
- スキルチェックは強みを見つけるために実施
- 年代によってスキルチェックの結果が紹介に影響も
- タイピングは練習をしてスピードアップしよう
- 派遣会社の登録は3社がオススメ
少しでもお力になれたら幸いです。
それでは失礼いたします。