こんなことが分かる
- ブラックリストに入ってしまう原因とは?
- リストに入っているか分かる方法はある?
- 他社の派遣会社とリスト共有している?
- ブラックリストに入ったときの対処法とは?
このように感じている方へお届けいたします。
結論からお伝えすると、ブラックリストが他社に共有されることはありません。
ですが、派遣会社各社でブラックリストはあるため、一度リストに入ってしまうと紹介されなくなってしまう可能性も高いです。
ここでは、大手派遣会社で1000名以上の就業機会に携わっているコーディネーターなべけんが、ブラックリストに入ったかどうか確認方法や対処法について解説しますね。
この記事で分かること
- ブラックリストに入っているか直接確認する方法はない
- 一度ブラックリストに入ると数年は紹介されない可能性が高い
- ブラックリストに入ってしまったら他社登録が最も良い解決方法になる
ブラックリストに入る5つの原因
派遣会社には「ブラックリスト」があるのは事実です。
このリストに入ると仕事紹介がなくなったり、エントリーしても顔合わせまで進まなくなったりしてしまいます。
では、どのような方がブラックリストに入るのでしょうか。
注意ポイント
- 顔合わせ・内定のキャンセルが多い
- 就業規則の違反
- 派遣先とのトラブル・事件
- 登録情報の詐称
- クレームや要求が多い
顔合わせ・内定のキャンセルが多い
職場見学や内定キャンセルは派遣会社の損失につながるため、キャンセルが3回以上続くと要注意になります。
直前のキャンセルは企業との信頼にキズがつき、取引が一切なくなってしまうケースも。
就業規則の違反
派遣で働くときは就業規則を守って働かなければなりません。
厳しい規則が設けられているわけではありませんが、就業が決まった際には一読しておきましょう。
特にWワーク・副業に関しては、派遣会社によって方針が異なるため要チェックです。
派遣先とのトラブル・事件
コンプライアンス部門を巻き込むようなトラブルが発生すると、確実にブラックリストへ入ってしまいます。
大きなことに発展する前に、営業担当へ相談するようにしましょう。
また逮捕されるような事件が起きてしまったときも、同様にブラックリストへ入ってしまいます。
登録情報の詐称
個人情報や経歴を偽って登録していることがバレてしまったときに、ブラックリストに入ります。
登録住所へ書類の発送をするときに住所のご情報が発覚したりします。
また緊急連絡先などの登録情報も活用することがあるので、正しい情報を登録するようにしましょう。
クレームや要求が多い
いわゆるクレーマーに対しては、手に負えずブラックリストへ入ってしまうこともあります。
ただし1,2回のクレームではリストに入ることはありませんので、困っていることや要望はきちんと営業に伝えるようにしましょう。
ブラックリスト情報を知る2つの方法
ブラックリストに入っているか確認する確実な方法はありません。
では、派遣会社の対応がどうなるとブラックリストを疑ったほうが良いのでしょうか。
ポイント
- コンプライアンス部門と対応
- 急に仕事紹介が来なくなった
コンプライアンス部門と対応
派遣会社のコンプライアンス部門とやり取りしているとき、一時的にブラックリストに入ることがあります。
対応中に仕事紹介をされてしまうと、対応中の件が完結せずに就業スタートしてしまう可能性がでてしまいますよね。
そうならないために、一定期間の仕事紹介がされなくリストに入ることがあるのです。
急に仕事紹介が来なくなった
今まで何件も紹介されていたにも関わらず、急に紹介がなくなったときはブラックリストへ入っているかもしれません。
なお求人が少ないなどの理由で、なかなか紹介に至らないことも多々あります。
あくまでも目安なので、安易にブラックリストに入ってしまったと感じなくてもOKです。
リストから消える解除方法について(保持期間・更新)
一度ブラックリストに入ってしまうと、解除されるハードルは非常に高いです。
基本的にはリストを保持している期間は決まっておらず、自動的に更新されることはありません。
では、どのようなときにブラックリストから外れるのでしょうか。
トラブルの完結
トラブルの対応が完結するとブラックリストから外されることがあります。
ただし全員が全員リストから外れるわけではありません。
一度トラブルを起こしてしまうと、「もう一度起こしてしまうのではないか」という懸念があるため基本的にはリストに入ったままになってしまします。
軽度のトラブルであったり、年数が経っているときに外れることがあります。
他社で長期間の就業実績
他の派遣会社で年単位で働いた実績があると、ブラックリストから外れることがあります。
他の会社で安定的に働いた実績があると、安心して仕事紹介ができると判断できるのでリストから外れるという流れになります。
リスト解除法
- トラブルの完結
- 他社派遣会社で長期間働く
ブラックリストに入ったとき2つの対処法
自分がブラックリストに入ったかもしれないときは、どうすればよいのでしょうか。
具体的な対処法をご紹介いたします。
他社へブラックリスト共有はない
個人情報保護の観点で、他社の派遣会社へブラックリストが共有されることはありません。
もし仮に他の会社へ情報が展開されているとすると、情報管理がされておらずプライバシーの問題になります。
派遣業界で情報の共有がされていることはありませんので、他社への登録は安心しておこなってください。
他社に登録して働く
やはり一度リストに入ってしまうと、ブラックリストから解除されるのはハードルが高いです。
そのため、他の派遣会社に登録して働くのがベストな選択です。
まとめ:複数の派遣会社登録で解決する
いかがでしたか。
あらためてご紹介したポイントを確認しましょう。
- 派遣業界でブラックリストの共有はない
- 自分がリストに入っているかはわからない
- ブラックリストから消えるのは難しい
少しでもお力になれたら幸いです。
それでは失礼いたします。