こんなことが分かる
- 職歴が多いときは経験をどのようにまとめればいい?
- 初めての顔合わせ・職場見学で何を話せばいい?
- 未経験の求人の顔合わせで何を伝える?
「職場見学でどのように自己紹介すればいいか分からず不安」このように感じたことはありませんか。
たしかに緊張してうまく話せなかったらどうしようと考えると不安になりますよね。
また営業担当が同席していたとしても、自分で職歴の説明をする自信がない方もいるのではないでしょうか。
ですが、意識するべきポイントを知れば、自分が何を話すべきか簡単に知ることができます。
ここでは、大手派遣会社で1000名以上の就業機会に携わっているコーディネーターなべけんが、職場見学で採用されるための自己紹介のポイントを解説いたします。
この記事で分かること
- 職歴ではなく経験を軸に自己紹介をしよう
- 自分が話したいことではなく相手が知りたいことを話そう
- リクルートスタッフィングは職場見学のフォローが手厚くおすすめ
職歴が多い人の自己紹介のポイント3選
職歴が多い人は経験が豊富な分、職歴の紹介の仕方を気をつけなければなりません。
ここで気をつけるべきポイントは3つあります。
気をつけるポイント
- 職歴を軸に自己紹介をしない
- 代わりに経験を軸に自己紹介をする
- 自分が話したいことは話さない
職歴を軸に自己紹介しない
自分の経験を職歴単位で説明・紹介すると、時間がかかり「職歴が多い」と感じさせてしまう原因になります。
そのため過不足なく(多くもなく・少なくもなく)自分の経験を伝えることが重要なのです。
では、なぜ「職歴を軸に自己紹介」すると過不足なく伝えることができないのでしょうか。
経験内容が被ってしまう
また職歴ごとに自己紹介をすると、同じ仕事の経験を繰り返し伝えることになってしまいます。
同じ説明が繰り返されてしまうと「さっきも聞いた」と思われてしまい、職歴が多いことがマイナス評価になってしまうのです。
そのため、次に紹介する「経験を軸に自己紹介をする」ことでマイナス印象を避けることができます。
ポイント
- 経験を軸に話すと、話が長くなり分かりづらくなるので要注意
経験を軸に自己紹介をする
職歴が多い人は、職歴を軸にするのではなく経験を軸にして自己紹介・経験の説明をするようにしましょう。
では、何をどのような順番で伝えたらいいのでしょうか。
まず経験のサマリー(要約)を紹介
実はいきなり具体的なことを説明するよりも、先に経験のまとめである「経験のサマリー」を伝えると話がスムーズに進みます。
たとえば仕事の紹介を受けるときに、先に「大手電気メーカーでの営業事務のお仕事が入ってきました」と紹介されたらスムーズに話を聞くことができますよね。
このように自分の経験をまとめて先に伝えると、話が長くならずに経験をきちんと伝えられるのです。
具体例
- 今までに3社で合計5年間、受発注業務の経験をしました
- 5年以上事務職を経験しているため、仕事では日常的にExcelを使用しています
サマリーの後に具体的な経験を紹介
ただしサマリーだけだと、どの会社で何を経験したのか具体的なイメージが伝わりません。そのため、サマリーとして伝えた経験を具体的に説明をしていきます。
このように抽象(サマリー)から具体(会社ごとの経験)の流れで経験を紹介をすると、話が伝わりやすくなるので実践しましょう。
具体例
- 受発注については、A社では電子部品を100種類、B社ではソフトウェアを10種類担当していました
- Excelは直近のC社にて、VLOOKUP関数を使った集計を担当していました
この例のように特定の企業での経験を具体的に伝えると、サマリーでは伝わらないこともきちんと伝えられますね。
ポイント
- まず自分の経験を要約して伝える
- 次に要約だけでは伝わらない紹介を伝える
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自分が話したいことは話さない
経験している会社数が多いと、紹介したい経験とそうでない経験があるのではないでしょうか。
ですが「話したい・話したくない」を主観で判断してしまうと、自分で合格の可能性を狭めてしまっている可能性もあります。
簡潔に説明する
経験ごとに説明すると、逆に職歴が多い割に説明が短くなることがあります。ですが説明が短い分には気にせず、できるだけ簡潔に説明をしましょう。
もし説明に不足があれば、派遣先から質問されたり営業担当からのフォローも受けられますので安心してください。
話すべき経験を営業担当と事前確認
顔合わせ・職場見学に参加するときは、派遣会社の営業担当との事前打ち合わせが必ずあります。そのときに、自分のどの経験を話すべきか確認をしましょう。
営業担当は派遣先の募集背景・内容を細かく把握しているため、伝えるべきことを熟知しています。
打ち合わせのとおりに顔合わせでは自己紹介すると、選考通過に繋がりやすいのです。
短く簡潔に自己紹介するときの詳しいポイントを知りたい人は【顔合わせ 自己紹介マニュアル|派遣の入口 派遣の出口】で解説されているのでチェックしましょう。
ポイント
- 自分が話したいことと相手(派遣先)が知りたいことは一致しない
- 派遣先が知りたいことを営業担当へ事前に確認する
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「派遣会社を変えても合格率は変わらないでしょ?」
このように思いますよね。
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未経験者の自己紹介3つのポイント
未経験の仕事にエントリーしていても、アピールできることは多いです。特に未経験だからこそ意識したい3つのポイントがあります。
未経験者のポイント
- 未経験をマイナスに思わない
- 興味・関心をアピールする
- 伸びしろをアピールする
それぞれのポイントを具体的に見てみましょう。
未経験をマイナスに思わない
未経験であることをマイナスに感じている企業はありません。
もし経験がないことを懸念しているのであれば、社内選考で落とされてしまうので自信を持ってください。
興味・関心をアピールする
経験の有無よりも重要なのは、仕事を継続できるほど興味・関心があるかどうかです。期間限定の求人でない限り、長期間働くモチベーションがあるかが重要なマッチングのポイントになります。
エントリーした仕事に興味関心があることは、立派な理由でなくても問題有りません。
些細なきっかけでもOK
志望動機と聞くと、きちんと考えたものでなければいけないイメージがあるかもしれませんが、自分にとって些細に感じるものでも問題ないです。
自分の経験で話す
この志望動機を考えるときに、自分の実体験を伝えられると良いですね。
ネットで調べたような誰でも当てはまることが動機だと、「本当に働きたいのかな?」と疑われてしまいます。
そうならないためにも、自分の過去の経験と結びつけて志望動機を考えましょう。
具体例
- 一人暮らしの物件探しで関わった不動産会社の人に憧れたから
- プライベートでブログを書いていて、Webマーケティングに興味を持ったから
仕事を通じてどうなりたいかをアピール
興味を持ったきっかけに加えて、仕事を通じてどうなりたいかをアピールできると更に好印象を与えられます。
新しいことにチャレンジするときに、興味だけでなく「目標」がある方がやる気が出ますよね。このやる気をアピールするために、仕事を通じてどうなりたいかも伝えるようにしましょう。
具体例
- 不動産業界で働きながら宅建の勉強をして正社員への転職を目指したい
- Webマーケティングの知識を付けて、個人のブログでより正しく有益な情報を発信したい
このように志望動機を2つに分けて伝えることで、「仕事を継続してくれる」という安心感を与えることができます。
その結果、未経験の人であっても仕事をお願いできるということですね。
ポイント
- 未経験であることはマイナスではない
- 経験の有無よりも志望動機の方が重要
派遣の職場見学でされる質問の例
職場見学の質問例
- 求職者についての質問例
- スキルについての質問例
- 就業や応募先についての質問例
- 職歴についての質問例
求職者に対する質問
- 派遣社員としてはたらくことを選ぶ理由
- 仕事をする上で心がけていること
- 通勤時間はどれくらいか
- 残業対応について
- 長所と短所について
女性は結婚について聞かれることがある
本来は個人情報になるので質問はNGですが、女性の場合は下記のようなことが聞かれる場合があります。
- 結婚予定について
- 出産の希望や予定について
- 家庭のサポート体制について
- 転勤可能性の有無について
- 定期的な休みが必要か
スキルについての質問例
- OAは何を使っていましたか
- 持っている資格があれば教えてください
就業や応募先についての質問
- 今回応募した理由を教えてください
- いつから就業できるか
職歴についての質問
- 今までのご経験について教えてください
- 直近の仕事の退職理由を教えてください
退職理由のおすすめ回答例
- 結婚を機に退職をした
- 契約期間の満了で退職した
- 〇〇にチャレンジしたいと思い退職した
退職理由の避けるべきNG例
- 上司との関係性が悪く退職をした
- 人間関係が悪く退職をした
- 仕事内容が辛かったため退職した
まとめ:自分のアピールポイントを営業担当と確認する
あらためてご紹介したポイントを確認しましょう。
- 職歴が多い人は経験ベースで自己紹介をする
- まず経験のサマリーを伝えてから詳細の経験をアピール
- 話したいことを話すと合格率が下がることがある
- 未経験者は志望動機をアピールする
そもそも職場見学の合格率をご存知ですか。
職場見学に参加するときは合格率も気になりますよね。
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