こんなことが学べる
- 5年未満で無期雇用に転換する方法
- 3年ルールで無期転換する条件・方法
- 5年ルール(通算雇用)で無期転換する方法
「無期雇用に興味があるけど、いつ転換できるか分からない」そう思ったことはありませんか?
派遣会社のホームページなどで調べると解説されていますが、説明が長く分かりづらいですよね。
また派遣会社に聞いても、無期制度の理解をしておらず分かりやすい回答を貰えないこともあります。
無期転換のルールを正しく理解すると、3年満期や社会保険の継続・有給の引き継ぎなどを無期転換で解決できることもあります。
大手派遣会社で100名以上の無期スタッフ配属実績があるコーディネーターなべけんが、無期転換の5年ルールや5年未満で転換する方法を解説いたします。
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【5年未満で無期雇用派遣に転換】3年抵触日と5年の違いとは
結論からお伝えすると、最短3年未満で無期雇用に転換することができます。ですが誰でも無期雇用に転換できるわけではありません。
転換するためのルールとポイントをについて具体的に説明します。
いつ無期雇用に転換できる?
無期雇用に切り替わるタイミングは2つあります。
各派遣会社によって方針が変わりますが、多くの派遣会社がいずれも対象としています。
ポイント
- 3年抵触日の雇用安定措置として無期転換
- 「通算雇用期間」が5年間以上のスタッフ
切り替えの方法は2つありますが、基本は通算で5年以上の雇用期間がある方が無期転換を希望するパターンです。
抵触日とは
2015年に改正された「労働者派遣法」で、派遣社員は同じ組織では3年間が契約満期となりました。
そして抵触日とは、3年間しか働けない法律(労働者派遣法)に抵触してしまう日のことです。
雇用安定措置とは
「法律だから契約終了!」ではなく、抵触日を迎える派遣スタッフに対して派遣会社は「雇用安定措置」をしなければなりません。
4つの措置のいずれかを実施すればOKなのですが、その1つが「無期転換」なのです。
無期スタッフは3年より長く働ける
実は3年満期のルールは、無期派遣スタッフは対象外の法律です。
そのため雇用安定措置として無期転換できた場合には、3年を越えて就業できるのです。3年より長く仕事を続けてもらうために無期転換をして、同じ仕事をお願いするということですね。
ポイント
- 派遣社員は原則3年間しか働くことができない
- 3年を越えて働くために雇用安定措置として「無期転換」がある
【パターン①・②】5年未満で無期転換
5年未満で無期雇用に切替は、3年満期の抵触日を迎えるタイミングで可能です。
ただし通算雇用5年の無期転換とは異なり、派遣会社から提案された場合のみなので、あくまでも可能性レベルの話になります。
では早速、具体的な2つのパターンをみてみましょう。
パターン①:【3年未満で無期転換】事業所の3年抵触日
企業が派遣社員を募集するときには、そのポジションの満期が3年間となります。
他の派遣スタッフの後任で働いている場合には、3年よりも短い期間で抵触日を迎えることになります。
たとえば、前任が1年間働いていた場合には、2年間で抵触日を迎えることになります。
このポジションに対する抵触日を迎えるとき、ポジションを3年より延長する際に「無期転換」が選択肢の1つになるのです。
ただし3年未満は切替はほぼない
ポジションに対する3年満期が決まっているものの、実際に派遣先が管理していることは少ないです。
3年満期のポジションに対して、別のスタッフを募集していることも正直あります。
そのため、パターン②の「個人単位の3年満期」のタイミングで切り替わる方が可能性は高いです。
パターン②:【3年で無期転換】個人の3年抵触日
事業所とは別に個人も同じ職場で働ける期間が3年間と決まっています。
この3年間を迎えるとき、事業所の抵触対応と同様で派遣先が延長を希望する場合に無期転換が選択肢に挙がるのです。
職場が変わる場合には無期転換はナシ
もし3年満期を迎えるタイミングで、転職しなければならない(就業先が3年より長い期間の受け入れができない)ときは、無期転換の話はなくなってしまいます。
4つの雇用安定措置のうち、無期転換以外の措置を派遣会社がとってしまいます。
ポイント
- 事業所が3年満期のタイミングで無期転換の可能性あり
- 個人が3年満期のタイミングで無期転換の可能性あり
- ただし可能性レベルなので3年以内で切替わらないことが多い
【パターン③】通算雇用期間が5年で無期転換
通算雇用期間が5年以上ある方は無期転換を希望すれば誰でも転換ができます。
そして、この転換の希望に派遣会社は応じなければならないという規則もあります。
では「通算雇用期間」とはどのような期間なのでしょうか。
通算雇用期間とは
この通算雇用ですが、同じ派遣会社で勤続すると通算雇用期間という期間がカウントされます。
通算と聞くと「1日も間が空かず勤務した期間」と勘違いしますが、6ヶ月未満に同じ派遣会社で勤務すれば期間が足されていきます。
通算雇用がリセットされるパターン
つまり無契約の期間が6ヶ月以上あると、期間が通算されずにゼロからのカウントになります。
他社で働いても通算されるパターン
たとえば、派遣会社Aで3年間働いた後に、別の派遣会社Bで3ヶ月の期間限定就業したとします。
その後にA社で就業が決まった場合は、A社の終了後6ヶ月経っていなければ期間は通算されるということですね。
通算雇用期間が5年で無期雇用変換する方法は厚生労働省でも紹介されていますよ。
無期転換は契約期間中のみ
通算雇用期間が5年以上でも、派遣会社との契約期間中でなければ転換できません。
無期転換の書類を用意していて派遣会社への提出を失念し、契約終了日を迎えてしまったとします。そうなると、無期転換することができなくなってしまうということになります。
契約の話はシビアなので、無期転換を希望する場合には早めに派遣会社へ相談するようにしましょう。
ポイント
- 契約終了して6ヶ月以上経つと通算雇用期間がリセット
- 6ヶ月未満でまた契約スタートすれば期間が通算される
- 無期転換できるのは契約期間中のみ
【パターン④】正社員型無期派遣なら固定給・ボーナスあり【キャリレーションおすすめ】
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マイナビスタッフが展開している若手向けのサービス「マイナビキャリレーション」は登録型ではなく、常用型の無期雇用です。
ターゲットが若手向けですが、メリットが多いためおすすめのサービスですよ。
おすすめ理由
- はじめから無期雇用ではたらける
- 月給制で年2回のボーナス支給あり
- 事務経験が浅い若手はスキルアップできる
はじめから無期雇用ではたらける
登録型の無期雇用では、紹介したように少なくとも3年間はたらかなければ安定を手に入れることができません。
ですが、「マイナビキャリレーション」であれば応募して内定獲得すると、はじめから無期雇用として働くことができるのです。
月給制で年2回のボーナス支給あり
登録型は時給制の無期雇用ですが、「マイナビキャリレーション」は固定給・月給制の無期雇用なので、より安定して就業することができますよ。
さらにマイナビキャリレーションは年2回のボーナス支給があるため、登録型に比べると経済的な安定もありますね。
事務経験が浅い若手はスキルアップできる
このサービスは若手をターゲットにしており、接客や販売などの事務職経験がゼロ・パソコンを触ったことがない人でも応募することができますよ。
実際に、未経験で働いている人がスキルアップし、派遣先で社員登用された実績も多数あります。
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人気のサービスなので応募者が殺到しやすく、応募が先になると選考のハードルが上がってしまう可能性もあるのです。
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【パターン⑤】アデコなら2年半で無期雇用転換できる【ハケン2.5】
大手人材派遣会社アデコは、派遣会社で唯一オリジナルの無期雇用制度「ハケン2.5」というサービスを用意しています。
サービス名の「2.5」というとおり、通常は3年あるいは5年かかる無期転換を2.5年働いている人であれば、無期転換のチャンスがある制度です。
アデコだけでなく、どの派遣会社で就業されている方でも、現在の職場で2.5年以上継続して、派遣就業されている方は、アデコの無期雇用派遣社員に応募可能です。応募時点で2.5年を満たない方もご相談ください。
引用:アデコHP
入社時に有給休暇10日付与
ホームページに書いてあるとおり、アデコ以外の派遣元から就業していても無期雇用社員へ応募ができるのです。
このときに、通常であれば有給休暇は一定期間勤務しなければ発生しないですが、アデコのハケン2.5であれば入社時に10日間の有給休暇が付与されます。
専属のキャリアコーチ
アデコでは一般派遣・無期雇用派遣いずれも「キャリアコーチ制度」があり、専任のコーチからこのようなサポートを受けることができます。
キャリアコーチのサポート内容
- 仕事紹介
- 就業中のフォロー
- 評価フィードバック
- モチベーションアップのコーチング
- 定期的なキャリアコンサルティング など
他の派遣会社では、不特定多数のコーディネーターからの仕事紹介や、就業場所が変わるとサポーターが変わってしまったりしますよね。
ですが、アデコならキャリアコーチは働くスタッフの専属なので、就業先が変わっても同じコーチからサポートが受けられるのです。
そのため、同じことを何度も伝える必要はありませんし、将来チャレンジしたいことを踏まえた仕事紹介・就業フォローが受けられるのです。
まとめ:3年で無期転換できるが5年が基本
あらためてポイントを復習しましょう。
- 3年満期のタイミングで無期転換のチャンスあり
- 通算で5年働けば「誰でも」無期転換の権利あり
- 他社で働いても6ヶ月空かなければ期間は通算される
- 無期転換のタイミングは「契約期間中」のみ
もし自分が対象者かどうか分からない場合には、派遣会社に問い合わせるようにしましょう。
また無期転換のメリット・デメリットなど把握した上で、雇用形態の選択をすることが大切ですね。
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