無期雇用

配属実績100名以上の無期担当が語る◇「無期雇用派遣はやめとけ」の実態を解説

無期雇用・デメリット

こんなことが分かる

  • 無期スタッフはどのような仕事が紹介される?
  • 今までと同じように紹介された仕事は断れる?
  • 無期雇用になると時給はどうなる?

 

「無期雇用に興味あるけど、どんな条件か詳しくは分からない」そう思ったことはありませんか?

 

何も知らずに無期雇用に転換してしまうと、後に「そんなこと聞いていない!」となってしまう可能性もあります。しかし無期転換するときには、読むのが困難な分厚い「就業規則」を読んだ上でサインすることになっているので、転換後の要望が一切通らないのです。

 

つまりトラブルを避けるためにも、無期雇用についてきちんと理解することが重要になります。

 

この記事では、大手派遣会社で無期雇用スタッフ100名以上の配属実績がある私なべけん(@yochi_career)が、正しい無期雇用の情報をお届けいたします。

 

すべての内容を読めばメリット・デメリットを知ることができ、自分が無期雇用を希望するのか理解した上で働き方の選択ができるようになります。

 

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「無期雇用はやめとけ」と言われる3つのデメリット

 

無期派遣スタッフへの仕事紹介を担当していた個人的な意見として、無期雇用はオススメできないと思っています。無期派遣社員になると、これらの制約条件を抱えることになります。

 

注意ポイント

  • 紹介された仕事を断れない
  • 難ありのお仕事紹介の可能性もある
  • 時給UPのチャンスがほとんどない

 

紹介を断ることができない

 

無期雇用とは雇用の確保が最優先の派遣形態です。そのため希望する条件の仕事を選ぶことができません。また社員という扱いになるので、仕事紹介は「配属指示」になるのです。

 

そのため、ライフスタイルとの両立などで希望を重視する場合には、無期雇用は不向きな働き方とも言えます。

 

紹介された仕事は無条件エントリー

 

わたしが務める派遣会社でも、無期雇用の就業規則に「紹介を断れない」と明記されています。

 

これは仕事紹介のタイミングでも断れないため、希望しない仕事で選考を進めなければならないことも多いです。

 

1件ずつ紹介される

 

また配属指示なので、お仕事の紹介は1件ずつとなるのが通例です。

 

有期の場合は複数のお仕事にエントリーし、複数社内選考が進んだ場合には希望で選ぶことができました。しかし希望しない仕事であっても、選考が進めば職場見学へ参加する流れとなります。

 

難あり仕事の紹介も

 

紹介される仕事は、派遣会社が取り扱っている仕事すべてが対象となります。

 

ココだけの話ですが、断れない無期スタッフへの紹介は人気がない仕事になることも多いです。

 

たとえば、下記のような条件の求人があります。

 

紹介されるお仕事の例

  • 土日祝日を含むシフト制
  • 始発や終電のシフト制
  • 残業時間が多い条件
  • 駅からの通勤が不便 など

 

もちろん希望する条件の仕事を全く紹介しないわけではありません。しかし人気のない仕事の紹介が多くなることも、配属しなければならないことも多いです。

 

注意ポイント

  • 紹介された仕事を断れない
  • 1件ずつ紹介される
  • 希望しない仕事を紹介されることもあり

 

時給上がる可能性が低い

 

無期社員として求職し、派遣先が変わる場合には基本的に前職と同じ時給で案内されます。

 

基本的に時給は上がらない

 

勤務期間中に時給が上がること基本的にありません。制度としては昇給のチャンスもある無期雇用ですが、実際はほとんど無いです。

 

時給が下がる可能性あり

 

派遣会社の就業規則によっては、再配属のタイミングで時給が9割の案内になることも。

 

つまり就業中の時給UPや、市場価値を高めて紹介される仕事の時給UPを狙うのであれば、無期雇用は働き方を見直す必要があります。

 

注意ポイント

  • 基本時給は上がらない
  • 時給が下がる可能性もある

 

契約更新しないはNG

 

有期で働くときは契約更新時に「更新の希望」を出せました。しかし無期雇用はスタッフの希望で更新しないことはNGです。

 

仕事紹介のときと同じで、配属指示になるので契約更新を断ることもできません。

 

契約更新しない=無期雇用の退職

 

もし断る場合には、「無期雇用を退職」することになります。

 

退職をしても仕事紹介はしてもらえるため、契約終了後は有期として仕事紹介をしてもらうことになります。

 

注意ポイント

  • 契約更新を断れない
  • 更新を断ると「無期雇用退職」になる

 

退職したときの失業についてはこちらで詳しく説明しています!

 

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無期雇用派遣ではたらく5つのメリット

 

デメリットが多いですが、無期社員として働いている方も一定数いらっしゃいます。

 

ではその方々はどのようなメリットを感じて働いているのでしょうか。ポイントをまとめると、このようなメリットが挙げられます。

 

ポイント

  • 雇用契約が約束されている
  • 無収入が防げる
  • 社会保険の加入
  • 有給が引き継げる

 

雇用契約が約束される

 

通常は派遣で仕事をすると、派遣就業している期間しか契約が発生しません。

 

派遣会社に登録しているだけで仕事を探している段階では、無契約ということです。しかし無期雇用は常に雇用契約が結ばれます。

 

派遣先が決まっていないときも、派遣元と「就業待機の契約」が結ばれています。常に契約があることで、無期雇用の複数のメリット生じるのです。

 

待機補償費の発生

 

もし仕事が決まらなかったときは休業補償が無条件で支払われます。平均賃金の6割が支給されるため、収入が途切れてしまうことはありません。

 

ただし待機日支払い中は、あくまでも自宅待機の期間になります。そのため「お休み」とは異なりますので、極端な話ですが当日の出勤命令にも応じていただきます。

 

待機期間の欠勤ができる?

 

待機期間中に、スタッフの都合で欠勤することはできません。就業待機も就業規則に明記されている契約の1つです。

 

つまり契約を違反してしまうことになるため、無期退職を検討することになります。

 

有給は使える?

 

待機期間中でも有給は使えるので、休み希望の日は有給を使いましょう。前職で有給の消化ができなかった方は有効活用もできます。

 

たとえば、有給を消化してから無期雇用の退職も相談できる場合があります。有給消化を希望する場合は、派遣会社へ相談してみましょう。

 

社会保険の継続加入など福利厚生が使える

 

契約終了日までに仕事が決まらなかったときも、社会保険の加入が継続されます。

 

通常であれば、契約終了日に社会保険加入の仕事が決まっていなければ、保険証を返却しなければいけません。そのため国民保険へ加入しなければならず、面倒な手続きが発生してしまいます。

 

通院などで保険証の利用が定期的にある方は、無期雇用は生活スタイルにあった働き方になる可能性もありますね。

 

派遣会社でどのような福利厚生が使えるか知りたい人はこちらをチェック!

 

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有給が引き継げる

 

消化できなかった有給休暇の引継ぎを安心してできます。

 

派遣会社のルールによりますが、一定の未就業期間があると有給が消滅してしまいます。ですが無期雇用の場合は、前述の通り未就業期間も待機契約を派遣元と結びます。

 

そのため、どんなに未就業期間(待機期間)が続いても、有給が消滅することはありませんのでご安心ください。

 

3年満期がなく無期限で働ける

 

「無期雇用」という名前の通り、3年満期の期間制限なく働けます。そのためマッチングしたお仕事であれば、定年まで同じ職場で働くこともできるのです。

 

無期雇用以外に3年を越えて同じ企業で働く方法を知りたい人は、今すぐこちらをチェック!

 

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ポイント

  • 希望を大切にする:有期雇用がおすすめ
  • 雇用を大切にする:無期雇用がおすすめ

 

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【年齢別】無期雇用派遣がおすすめか不向きか解説

 

無期転換を選択するポイントは「希望を大切にする」のではなく、「雇用の確保を大切にする」ときということになります。

 

では年齢に分けると、どの年代の方には無期雇用がおすすめなのでしょうか。

 

【20代・30代】登録型は不向きだが常用型はおすすめ

 

20代〜30代は未経験OKの求人も多く、経験を積むと時給アップが十分可能です。一方で無期雇用(登録型)になると、時給が上がるチャンスがなくなってしまいます。

 

そのため無期雇用はおすすめではありません。

 

ですが、常用型の無期雇用であればスキルアップのチャンスが多いためおすすめです。

 

常用型無期雇用はおすすめ

 

常用型無期雇用ではキャリアアップが目的となっており、派遣会社の手厚いサポートを受けることができます。

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【40代】契約終了間際に無期切替がおすすめ

 

40代は経験によりますが、派遣の中では最も仕事紹介が多い年代です。

 

そのため契約期間ギリギリまでは、時給アップのチャンスがある有期で仕事を探しましょう。

 

もし仕事の紹介がなく契約終了になってしまいそうになったら、無期転換することで「待機補償費」を受け取ることができます。

 

【50代・60代以上】無期雇用転換がおすすめ

 

50代以上の人は無期雇用転換がおすすめです。

 

50代〜60代になると紹介できる仕事の数が限られてきてしまいます。そのため無期転換することで、優先的に仕事紹介を受けることができますね。

 

また仕事が決まらなかった場合には、待機補償費の支給もあるので安心です。

 

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まとめ:自分が希望する働き方を考えよう

 

いかがでしょうか。

多くの方が「無期雇用はやめとけ」という理由も分かったのではないでしょうか。

 

希望の条件で探すことができないデメリットはありますが、雇用の確保がされるというメリットもありました。

もう一度、無期雇用に関するポイントをおさらいしましょう。

 

注意ポイント

  • 紹介が断れない
  • 難ありのお仕事紹介の可能性もある
  • 時給UPのチャンスがない

ポイント

  • 雇用契約が約束されている
  • 無収入が防げる
  • 社会保険の加入
  • 有給が引き継げる

 

無期雇用・有期雇用の特徴について知るきっかけをお届けできていたら幸いです。

メリット・デメリットを踏まえ、自分にとって納得感ある働き方を見つけましょう。

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