こんな方におすすめ
- 一生派遣で働いていても良いのか不安
- 一生派遣はイヤだけど正社員になる自信がない
- 一生派遣で働くリスクやデメリットが知りたい
一生派遣で働くことを避けたいと思いつつも、正社員転職に踏み出せず悩んでいる人は多いです。
そのため、できるだけ早く派遣以外の働き方を実現することがおすすめですよ。
ここではキャリア相談実績100名以上のキャリアコンサルタントなべけんが、一生派遣から抜け出す方法を解説します。
この記事で分かること
- 派遣は給料がほとんど上がらない
- 仕事がAIに代替される可能性がある
- 正社員に比べて雇用が安定しない
- 年金が少ない可能性が高い
- サポートが手厚い転職エージェント利用がおすすめ
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一生派遣として働く7つのリスク
一生派遣で働くリスク
- 契約期間があり雇用が安定しない
- 急な出費に対応できない
- 次の派遣先が見つからないこともある
- 派遣先の都合でいつ切られるかわからない
- 転職で評価される経験ができない
- 長期休暇は給料が下がる
- キャリアアップがしづらい
契約期間があり雇用が安定しない
一般派遣は、同じ職場・部署で働ける期間が最大3年間と定められているため、3年で派遣先を変えないといけません。
契約期間は3カ月や6カ月などと決まっていて、派遣スタッフと派遣先企業の双方が合意することで契約更新が繰り返されます。
長くても3年後には次の派遣先で働かなければならず、ずっと今の職場で安定して働き続けることができません。
3年後に無期雇用派遣となることもできるので、条件について確認しておきましょう。
急な出費に対応できない
派遣社員は正社員のようにボーナスが別途支給される訳ではなく、ボーナスを加味した上で、時給が設定されています。
加味されている金額も大きくありません。
正社員のように、ボーナスとしてまとまった金額がもらえないため、貯金がしにくく年収に差ができます。
厚生労働省「労働者派遣事業報告書の集計結果」によると派遣社員の平均年収は375万円、国税庁「民間給与実態統計調査」によると正社員の平均年収が504万円です。
年収に100万円以上の大きな年収差があります。
このため、冠婚葬祭や病気などの急な出費に対応できない人が多いです。
派遣社員は雇用が安定していないという理由から、ローンなどが組めないケースもあるので注意が必要ですよ。
次の派遣先が見つからないこともある
契約期間が終了した場合は次の派遣先を紹介してもらう必要がありますが、派遣社員は年齢が高くなれば、仕事が見つかりにくくなります。
厚生労働省「派遣労働者実態調査の概況」によると、派遣社員の平均年齢は、男性37歳と女性33.9歳です。
つまり15歳~34歳までの人で全体の60.8%を占めていることから、年齢を重ねると職場が見つかりにくくなります。
次の派遣先企業が決まるまでの期間は、給与が発生しないため無収入となってしまい、見つからない期間が長引くほど、生活に支障が出る可能性がありますね。
派遣先の都合でいつ切られるかわからない
契約終了のタイミングで次回の更新がされない場合や、契約の途中であっても契約を解除されるリスクがあります。
契約は、派遣スタッフと派遣先企業双方の合意が必要なので、どちらかが拒否すれば契約はできません。
派遣スタッフは派遣先の都合に合わせないといけないため、自分は契約を望んでいても派遣先が必要としない場合があります。
転職で評価される経験ができない
派遣社員は伝票入力や同じ作業を繰り返すような単純作業がほとんどです。
そのため、スキルアップできるような責任ある仕事を任されるといったことは多くありません。
長く勤めてもスキル不足で転職の際に評価されにくいデメリットもあります。
長期休暇は給料が下がる
正社員と違い派遣社員は時給のため、ゴールデンウイークなどで休みが多いとその分給料が少なくなります。
正社員なら月給制なので、このようなことはありません。
派遣の場合は、給料が少ない月の支出を控えるなどの対策が必要になってしまいます。
キャリアアップがしづらい
派遣社員は専門性の高い仕事を任されることが少ないため、正社員に比べるとキャリアアップがしにくくなります。
正社員であれば、昇格して管理職になることもありますが、管理職としての派遣はなく、自分でキャリア形成の努力をしなければなりません。
資格取得や派遣会社のキャリアアップ研修などを受講してキャリア形成しましょう。
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「今すぐに転職は考えていないし更新のタイミングでいいや」
このように思ったかもしれません。
たしかに、派遣先に迷惑をかけてしまったり、仕事後に転職活動をしたりするのは大変ですよね。
しかし、派遣から正社員へ転職のハードルは低くないため、1日でも早くサポートを受けておくことが失敗しないポイントです!

そのため、正社員転職をせず後悔したくない人、一生派遣で働くことに不安を抱えている人以外は、絶対に「dodaエージェントサービス」登録しないでください!

ということで!
一生派遣で生活することに少しでも不安を感じている人は、今すぐに「dodaエージェントサービス」へ無料登録しましょう!
一生派遣で生活するために必要なこと5選
一生派遣で生活に必要なこと
- 生活にかかるコストを減らす
- 複数の派遣会社に登録する
- 副業で収入を増やす
- 給料の高い業界で働く
- 派遣元の無期雇用派遣社員になる
生活にかかるコストを減らす
少ない給料で生活するためには、節約は一番効果があります。
普段の生活を少し変えるだけで、支出を抑えられるものもありますので、簡単なものから節約していきましょう。
たとえば、スマホを格安スマホにする、クレジットカードは1枚に集約しポイントを貯めるなどですね。
複数の派遣会社に登録する
派遣会社には複数登録しても構いません。
複数登録すれば仕事が途切れた時に、もうひとつの派遣会社から紹介してもらうこともできます。
派遣会社によって、得意としている業界や職種が異なるため、複数登録することで仕事の選択肢も広がりますよ。
副業で収入を増やす
給料の他に収入源を得るために、副業をおすすめします。
副業というと難しそうですが、在宅で手軽にできるものもあるので、空いた時間でできる簡単なものから始めましょう。
ただし、副業を禁止している会社もあるので確認が必要ですよ。
給料の高い業界で働く
契約期間が終了すれば、次の仕事を探さなくてはなりません。
次の仕事は、今よりも給料の高いIT業界やWeb業界での仕事を探しましょう。
職種によって、このように時給が変化しますよ。
- オフィス系(デスクワーク):平均時給1,495円
- 製造・軽作業系:平均時給1,209円
- IT技術・通信系:平均時給1,953円
給料の高い業界や職種なら、収入アップを目指すことができますよ。
次の契約更新までに情報収集をしたり、今のうちに仕事に有利な資格を取得しておくこともおすすめです。
派遣元の無期雇用派遣社員になる
無期雇用派遣社員になれば、次の派遣先がすぐに決まらなかった場合でも、決まるまでの間も給料がもらえるので収入が途絶える心配がなくなります。
今の派遣先での契約更新を繰り返し5年以上働いている人であれば、派遣会社に申し出ることで無期雇用派遣社員になれます。
ただし期間の定めがないというだけで、正社員ではありません。
そのため、賞与や手当などの労働条件は、正社員とは異なる場合もあるので確認しましょう。
一生派遣で生活は厳しいと言われる3つの理由
一生派遣として生活するポイントを紹介しましたが、一生派遣で生活をするハードルは非常に高いです。
ここからは、一生派遣で生活は厳しいと言われる3つの理由を解説します。
一生派遣で生活は厳しい理由
- 物価上昇しても給料が上がらない
- 年金に期待ができない
- AIに仕事が代替される可能性がある
物価上昇しても給料が上がらない
正社員は定期昇給があり、わずかでも年々給料は上がっていきます。
一方で一般的に派遣社員は、定期的な昇給がありません。
また物価は上昇しており、給料が変わらなければ生活は厳しくなっていきます。
年金に期待ができない
派遣社員は社員に比べると給料が低いため、かけている保険料が少なく、将来受給できる年金額も少なくなります。
給料から「厚生年金保険料」という項目がひかれていますね。
この厚生年金は、65歳から受給できる国民年金にプラスして、上乗せで受給ができる年金です。
かけた金額によって、受給できる年金額が変わります。
会社員しか加入資格がないため、会社員の経験が少ない人はさらに受給金額が少なくなりますよ。
年金は、現役世代が高齢者を支えるための保険料を払う仕組みのため、少子高齢化がすすめば財源不足で支給額は少なくなる可能性があり、期待はできませんね。
AIに仕事が代替される可能性がある
様々な業種で自動化や機械化が進められており、最低限の人数で業務の効率化を図る企業が増えています。
そうなれば、派遣社員を必要とする企業も少なくなります。
今後10〜20年で、日本人の49%が就いている仕事はAIに代替されると言われており、派遣に多い事務職なども例外ではありません。
一生派遣から抜け出す3つの方法
一生派遣から抜け出す方法
- 正社員型派遣に応募する
- 紹介予定派遣を利用する
- 転職エージェントを利用する
正社員型派遣に応募する【20代若手向け】
正社員型派遣なら雇用期間が定められていないため、派遣として長く働くことが可能です。
派遣会社と雇用契約を結び「派遣会社の正社員」となりますが、就業先は派遣会社ではなく派遣先企業になります。
派遣会社の正社員として、派遣先へ派遣として勤務する形です。
もし、次の派遣先がすぐに見つからなくても、給料が途切れないので一般派遣よりも安定した働き方ができますよ。
雇用主 | 期間の定め | 給料 | |
正社員型派遣 | 派遣会社 | なし | 働いているとき以外もあり |
一般派遣 | 派遣会社 | あり(最長3年) | 働いている時のみ |
ただし、正社員型派遣は20代など若手向けのサービスです。
30代以上になると選考落ちになる可能性が高いためおすすめではありません。
紹介予定派遣を利用する
紹介予定派遣は、派遣先企業に直接雇用されることを前提とした派遣です。
ただし、面接や履歴書などでの選考がおこなわれます。
採用倍率はかなり高く採用後も社員登用が保証されている訳ではないので、注意が必要ですよ。
また、正社員だけでなく契約社員としての直接雇用が前提の場合もあります。
すると派遣と同じように「契約更新」と「契約満期」があるため、根本的な解決にはなりません。
転職エージェントを利用する【dodaエージェントサービスおすすめ】
転職エージェントは、人材を募集している企業と求職者のマッチングを行う会社で、正社員転職のサポートが受けられます。
キャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロが、求人紹介以外にも履歴書の書き方から面接まで指導してくれるので、転職成功の可能性が高まります。
正社員として働きたい人は、自分で探すよりも効率よく探すことができるので登録しておきましょう。
一生派遣で働く7つのリスクと後悔しない解決策まとめ
まとめ
- 派遣は給料がほとんど上がらない
- 仕事がAIに代替される可能性がある
- 正社員に比べて雇用が安定しない
- 年金が少ない可能性が高い
- サポートが手厚い転職エージェント利用がおすすめ