たしかに、派遣バイトは時給が高く人間関係に悩まないため魅力的ですが、「やめたほうがいい」という口コミを見ると不安になりますよね。
もしかしたら、家族や友人に「派遣バイトはやめたほうがいい」と反対された学生がいるかもしれません。
結論からお伝えすると、「短期で稼ぎたい」や「働きたい時に働きたい」「人間関係に悩みたくない」と思っている大学生には、派遣バイトはおすすめの働き方です。
ただし、派遣で働く上での注意点や派遣会社選びによっては、バイト探しで失敗する可能性があるため注意が必要ですよ。
この記事で分かること
- 高い時給で短期で稼ぎたい大学生は派遣バイトがおすすめ
- 日払い制度があるため今すぐに稼ぎたい大学生にもおすすめ
- 大手派遣会社に登録すればブラックな職場は避けられる
- 同じ職場で長く働きたい人にはおすすめではない
- 登録して働かない選択もOK
大学生は派遣バイトやめたほうがいい5つのデメリット
デメリット
- 手数料がとられる
- 職場の当たり外れがある
- 交通費が支払われない
- 希望した日に働けないことがある
- 単純作業が多く知識やスキルが身につかない
手数料がとられる
自分に入る時間給とは別に派遣会社に入る手数料があります。
ただし、契約時に定められた時給からさらに手数料が引かれることはないため、特に気にする必要はありません。
しかし、派遣会社によっては給料振込時に振込手数料が引かれることがあります。
振り込み手数料がかかるかどうかは登録時に確認しましょう。
手数料が気になる人は、派遣だけでなく他のアルバイトも探しましょう。
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職場の当たり外れがある
希望の仕事にエントリーをしたものの、想像とは異なる仕事だったということもありますよね。
派遣会社はきちんと仕事内容をヒアリングしているものの、派遣先の担当者が仕事内容をきちんと伝えていないケースが多いためです。
たとえば、イベント関連の仕事では「簡単な掃除だけで仕事が終わる」こともあれば、「10kg以上もあるものを運び続ける」ということもあります。
このように外れの仕事で働いている大学生が残念ながら多くいます。
失敗を避けるためには、「すでに派遣された実績があるか」を確認すると、外れの仕事で働くことは防げますよ。
必ず仕事紹介を受けるときに確認をしましょう。
交通費が支払われない
2021年4月に「同一労働同一賃金法」が制定され、派遣スタッフにも交通費が支払われるようになりました。
法律では派遣スタッフへの交通費は義務化されましたが、交通費の規定は派遣会社ごとに規定があるため、働く前に確認をしましょう。
たとえば、「交通費一部支給」のときは、派遣会社からいくら支給されるのか確認が必要です。
通勤方法によっても交通費が変わることがあります。
たとえば、公共交通機関など手段に応じて交通費の上限が決まっている派遣会社があるため必ず確認しましょう。
希望した日に働けないことがある
夏の長期休暇などはまとまった時間がありシフトにも多く入りたいですよね。
長期休暇のときは、仕事に入りたい学生の方が多くシフトが少なくなることがあります。
希望の日程で働くためには、複数の派遣会社に登録しさまざまな案件の紹介を受けるようにしましょう。
単純作業が多く知識やスキルが身につかない
派遣バイトは短期の仕事がほとんどで技術の習得にも時間のかからない単純作業が多いです。
たとえば、このようなお仕事が募集されています。
- 荷物の仕分け
- シール貼り
- 商品の梱包 など
ただし、データ入力などのスキルアップにつながる仕事も募集されています。
このような仕事に応募するとタイピングスキルが身に付くのでおすすめですよ。
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大学生が派遣バイトする6つのメリット【やめたほうがいいは嘘】
メリット
- ①時給が高い
- ②好きな日程・好きな期間だけ働ける
- ③人間関係に悩まされない
- ④未経験でも働ける
- ⑤単純作業が多い
- ⑥日払いで給料がもらえる
①時給が高い
派遣バイトはパートやアルバイトに比べて時給が高く設定されています。
理由として、自社で採用する必要がなく採用コストが抑えられるためです。
たとえば、スキルを必要としない単純作業でも時給が1,500円で募集されている求人も珍しくありません。
②好きな日程・好きな期間だけ働ける
派遣バイトは自分の予定にあわせて働けることが最大のメリットです。
夏休みの間だけしっかり働きたいなど自分の都合にあわせて働けるのはとても魅力的ですね。
明日から働きたいというときでも、仕事があれば紹介してもらえますよ。
仕事に入れる日を担当者に伝えておくと紹介が受けやすくなります。
③人間関係に悩まされない
アルバイトをしたとき、人間関係で悩んだ経験がある学生もいるのではないでしょうか?
派遣バイトは短期間のお仕事が主なので人間関係を深く気にする必要はありませんよ。
たとえば、長期間の飲食店アルバイトは、さまざまな年代の方とうまくコミュニケーションを取らなければならず人間関係が理由で辞める学生も多いです。
そういう点では短期の派遣バイトは人間関係が楽に感じますね。
④未経験でも働ける
期間限定での仕事のため簡単で、すでにマニュアルがしっかりした作業が多く、覚えるまでに時間がかかるような複雑な仕事はありません。
単純作業が多くマニュアルもあるため誰でも簡単にできる仕事です。
最低限指示した仕事ができれば良いので未経験でも採用されやすくなります。
⑤単純作業が多い
業務の工程がきまっており作業工程が変わらないルーティンワークが多いです。
梱包やラベル貼り、工場のラインにて流れてくる製品を選別する仕事が多いです。
簡単な作業でも高時給、時給1,500円のお仕事などがありますよ。
⑥日払いで給料がもらえる
派遣会社によっては、働いた日に給料がもらえます。
日払いや週払いなどの希望の支払い方法に応じてくれる会社もありますよ。
はたらく前に必ず紹介を受けた会社に確認をしておきましょう。
大学生の派遣バイトでおすすめの仕事3選
おすすめの仕事
- ①試験監督
- ②ピッキング作業
- ③データ入力
①試験監督
- 学生模試、資格試験などの問題用紙や解答用紙の配布
- 試験中に不正がないかの見回り
- 試験終了後に解答用紙の回収
- 試験会場の準備・片付け など
大学生におすすめな理由は、覚えることが少なく、毎回勤務地が違うこともあり職場の人間関係に悩むことがないためです。
また、一度仕事を紹介されればその都度、色んな勤務地を紹介されることがあります。
②ピッキング作業
ピッキング作業とは、主に工場や倉庫での軽作業です。
物流倉庫で荷物を配送先や商品の種類別に分類する仕分け作業、倉庫内で注文された商品を集めてくる仕事です。
大学生におすすめな理由は、単純作業でひとりで黙々と作業をする時間が多いので、人と接することが苦手な人でも作業ができます。
短期や単発の仕事も多く、空いた時間に集中して働けることも魅力です。
③データ入力
アンケート内容や会議の音声データ起こしなど、さまざまなデータをパソコンに入力します。
データ入力以外の事務的ない仕事も任せる会社もあり、仕事の範囲は会社によってことなるため、担当者に確認しておきましょう。
大学生におすすめな理由はパソコン操作が得意な人にとっては最初に覚えることが少ない仕事だからです。
また、データ入力は企業での勤務となるので平日シフトに入りやすく、仕事を続けるうちにパソコン入力の速度が速くなり、将来に役立つことも魅力です。
中には在宅勤務でできる求人もあるのも魅力ですね。
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大学生の派遣バイトでやめたほうがいい仕事3選
やめたほうがいい仕事
- ①ティッシュ配り
- ②引っ越し業者
- ③ライン作業
①ティッシュ配り
ティッシュ配りのバイトは、広告のついたティッシュを配布して商品やサービスを宣伝するバイトです。
一日中、ずっと立ちっぱなしなので肉体的に疲れることが多く、体力に自信がない学生にはおすすめではありません。
また、天候にも左右されるため、夏は暑く冬は寒いので時期によっては働きやすさが変わるデメリットがあります。
ただ、ティッシュ配りのバイトは基本的に2〜5時間程度です。
はたらく時間が短いので体力的に問題がなければ、隙間時間を使って効率よくはたらくことができます。
②引っ越し業者
主に荷物を詰める梱包の仕事と荷物を運ぶ運搬の仕事になります。
引越し現場では同行する社員の指示に従って仕事をします。
運搬作業は重たい荷物を持っての階段の上り下りなど、体に負担の大きい作業があります。
いっぽう、梱包作業のお仕事は女性でもOKとしているときもあります。
仕事によっては体に負担のない仕事もありますので担当者に確認をしてみましょう。
③ライン作業
ベルトコンベアー上に運ばれてくる部品を加工や梱包をしたりするお仕事です。
主に、車の部品や家電製品、食品などの製品を梱包する作業となります。
またベルトコンベアーで流れてくる製品のスピードが早く、慣れるまでは作業が追いつかず周囲に迷惑をかけてしまうことがあります。
いっぽう、立ち仕事が苦ではなく同じ作業を繰り返す作業なので、慣れてしまえば簡単に仕事ができるようになります。
単純作業が苦ではなく集中力がある方には向いている仕事になりますね。
派遣バイトがおすすめの大学生の特徴3選
おすすめ大学生の特徴
- 好きな日・好きな期間だけ働きたい人
- 人間関係に悩まされたくない人
- すぐにお金がほしい人
①好きな日・好きな期間だけ働きたい大学生
授業がない平日、夏休みなど好きな期間に働きたいですよね。
派遣バイトには、1日2時間だけの短時間のお仕事などもあるため隙間時間にバイトをいれることが可能です。
自分が働ける時間や曜日を担当者にしっかりと伝えていきましょう。
②人間関係に悩まされたくない大学生
アルバイト先などできちんと自分の意見を伝えながら仕事をすることはしんどいですよね。
派遣バイトはその日限りの仕事や短期の仕事のため、人間関係を深く気にする必要はありませんよ。
その日かぎりのお付き合いなので、人と人と接するのは苦手という人にもピッタリです。
③すぐにお金がほしい大学生
給料は月に1回、支払日にまとめてもらうのが一般的です。
一方、派遣のバイトは即日払いが可能なので、すぐにお金をもらうことができます。
下記の派遣会社は即払いサービスをおこなっている大手派遣会社なので安心して利用できますよ。
- ランスタッド
- 綜合キャリアオプション
- フルキャスト
大学生が派遣バイトで働くまでの3ステップ
3ステップ
- 派遣会社に無料登録する
- やりたい仕事に申し込む
- 当日、仕事をする
ステップ①派遣会社に無料登録する
通常のアルバイトとは異なり派遣バイトは、派遣会社への登録が必要になります。
派遣会社の社員として働くため、派遣会社への登録を完了した後に仕事紹介が受けられるようになりますよ。
登録時に、自分の働きたい時間や曜日、職種を担当へ伝えることで希望の仕事の紹介が受けられます。
アルバイトの面接で聞かれるようなことを登録の際に知らせることで仕事のミスマッチが少なくなりますよ。
たとえば、明日からでも仕事をしたい希望などがあれば、即日対応してくれる会社を探しましょう。
派遣会社の登録には、WEB登録型と来社型にわかれます。
早く仕事を探したい人は、WEB登録型のほうが早いのでおすすめです。
ステップ②やりたい仕事に申し込む
登録が完了すると、仕事への応募が可能になります。
電話やメールで紹介されるので、内容を聞いて応募したいと思えばエントリーして選考にかけてもらいましょう。
紹介されたからといって、必ずその仕事にいく必要はありませんので安心してくださいね。
ステップ③当日に仕事をスタートする
選考に合格すれば採用となります。
仕事が決まったら、当日は直接勤務先に行き担当者の指示に従ってくださいね。
スムーズに仕事をするために、集合時間や持ち物、誰を訪ねるのか事前に確認しておきましょう。
【Q&A】派遣バイトやめたほうがいいと不安な大学生のよくある質問
よくある質問
- ①派遣バイトとは?
- ②派遣バイトに登録だけしてもいい?
- ③かけ持ちはできる?
- ④どんな仕事が多い?
- ⑤すぐに働き始められる?
- ⑥登録時の注意点はありますか?
①派遣バイトとは?
派遣会社に登録をして派遣会社から紹介を受けてバイトをすることです。
派遣会社と雇用契約を結んでいるか、バイト先と契約を結んでいるかの違いがあります。
派遣であれば、雇用元である派遣会社が福利厚生や待遇などを決めます。
派遣バイト探しで失敗しないためには、安心感のある大手派遣会社で仕事をすることがおすすめですよ。
②派遣バイトに登録だけしてもいい?
登録だけして実際に働かなくても大丈夫です。
登録後、派遣会社から仕事を紹介されますのでその仕事を選ぶかどうかは自身で決めることができます。
ただし、紹介された仕事を断ってばかりだと働く気がないと思われ紹介されなくなってくるので気をつけましょう。
③かけ持ちはできる?
アルバイトやパートとのかけ持ちもできます。
平日はアルバイト、スポット勤務が多い土日は派遣といった働き方も可能ですね。
また、派遣会社への登録も1社だけでなく複数社ですることが可能です。
2,3社登録をして条件が良い仕事を選ぶようにしましょう。
④どんな仕事が多い?
短期派遣のため、1日で覚えられる単純作業が多くあります。
- 商品の検品
- 荷物の仕分け
- 製品へのラベル貼り
- ラインで流れてくる商品の選別 など
誰でもできる簡単な仕事が多いです。
⑤すぐに働き始められる?
すぐに働くことができ、早いときは登録した次の日から働くことができます。
派遣の場合、登録を済ませておけばその都度、派遣先での面接などもなく紹介された仕事へすぐに行くことができます。
アルバイトの場合はその都度、面接をしてからの仕事になるためスピード感が遅くなります。
その点、派遣バイトは毎回の面接がないため、派遣バイトはスピード感をもって働くことができます。
⑥登録時の注意点はありますか?
働いてから聞いていた内容と違った「ブラックな職場を紹介された」といった問題をなくすために必ず以下の3点は確認しましょう。
- 交通費の有無、手数料を確認する
- 登録する派遣会社に気をつける
- 給料の支払日を確認する
交通費の有無、手数料を確認する
交通費の支給に上限があるかどうかを確認しましょう。
たとえば、「交通費一部支給」と記載があった場合は支給額が1日2,000円が上限などのこともあります。
また、通勤手段によっても交通費が変わらないか確認しましょう。
手数料に関しては、気にしなくても良い派遣会社の手数料以外に
給与の振込のときに振込手数料などが引かれないかを確認しておきましょう。
登録する派遣会社に気をつける
派遣会社を選ぶときは、なるべく大手で知名度のある派遣会社を選ぶことです。
とくに「優良派遣事業認定制度」に認定されている派遣会社は信頼度が高く安心できますね。
※優良派遣事業に認定されるには、健全な運営実績などの厳しい審査基準が設けられているため、認定されている派遣会社なら安心して就業ができますね。
給料の支払い日を確認する
勤務してからいつ給料が振り込まれるか必ず確認しておきましょう。
派遣会社によっては給料日は月末払いに決まっているときもあるので確認が必要ですね。
大学生は派遣バイトやめたほうがいいデメリットまとめ
まとめ
- 高い時給で短期で稼ぎたい大学生は派遣バイトがおすすめ
- 日払い制度があるため今すぐに稼ぎたい大学生にもおすすめ
- 大手派遣会社に登録すればブラックな職場は避けられる
- 同じ職場で長く働きたい人にはおすすめではない
- 登録して働かない選択もOK